筋トレで筋肉痛になったらクールダウンするのは正しいのか?
- 2017/01/15
- ボディメイク
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筋肉は男の証と頑張り過ぎるのはいかがなものか
「男は筋肉がなくっちゃ!」と彼女に言われたのか、日々ジムに通って過酷なトレーニングをしていると襲われるのが筋肉痛です。
それは真面目に頑張るほど表れやすくなります。
ここで「これは筋トレの効果が出た証拠だ」と、痛いのにさらに筋トレを繰り返す事もあるのではないでしょうか。
これはその実、どうなのか疑問に思った事もあるかもしれません。
もっと大きな怪我、例えば捻挫などした時は安静、固定、冷却が必須と言われてます。
それに当てはめれば、いったん痛みが引くまで中止するべきではないでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
ずばり、筋トレで痛みが生じたら即刻中断しましょう
筋肉痛は、しっかり筋肉を鍛えたからこそ出る症状です。
この痛みの原因は、筋肉細胞が負荷に耐えきれず破壊されたためによるものです。
この壊れた細胞を修復する過程で筋トレで与えられた負荷に耐えられるような筋肉として蘇る仕組みになっています。
これが筋肉が付いたと言う事で、超回復と言われるものです。
痛みは回復作業中に起こるものですから、「痛くてできない、困った」と思う事もありません。
そこで筋トレの成果を実感してしまえば良いのです。
その途中で頑張って無理をして筋トレを繰り返すとさらに筋肉細胞は破壊をされ続けますので、筋肉が太る機会を奪ってしまうのです。
ですから、傷みが引くまでは筋トレはしない方が、筋トレの効果も上がるという事になるのです。
筋肉痛が出たら実際はどうすべきか
痛い事はしない
痛い部位の筋トレは避けましょう。
痛みが引くのは、痛みを感じてから概ね3日くらいです。
痛いのに筋トレをしていると、修復期間も延びてしまいます。
あまりに間が開き過ぎるとせっかく筋トレをしたのに、元に戻ってしまうと言うデメリットも生じてしまいます。
筋トレは、ただハードに取り組むのが良いのではありません。
休養と栄養との3点セットになってこそ、成果のあるものと心しましょう。
毎日鍛え過ぎない
筋トレを完全に中断してしまうのも良くありません。
痛くない部位だけに絞ってしまえば影響は無いのです。
毎日全ての部位の筋トレをするより、日替わりで部位を変えると休養を与えられてメリハリのある筋トレになるとも言えます。
有酸素運動なら大丈夫
同じ筋肉痛でも筋トレによるものでなくてウォーキングのような有酸素運動が原因の場合は対応が違います。
そんな軽い運動でも継続していれば、あちこち痛みが出る事もあるのです。
この場合も、細胞が破壊されはしていますが、いたって軽度のものでしかありません。
そのまま運動を継続しても細胞の修復に支障は出ないと思われます。
よほど痛ければ別ですが、軽い痛みなら気にせずに継続による有酸素運動の効果を優先しましょう。
また、筋トレが痛くてできない時も、代わりに有酸素運動をすれば血行促進にもなって筋肉の細胞修復も早くなる事が期待されます。