部分的な口臭を感じたら歯の骨折を疑ってすぐに歯医者へ
- 2017/05/30
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口臭で疑いたい歯の骨折
最近、口臭が気になりませんか。もし、口の中が部分的に臭っているときには、歯の骨折である『歯根破折』かもしれません。指で気になる歯と歯茎を軽く触ってみて、その部分だけが臭っていたらすぐに歯医者に行きましょう。虫歯と違って見た目ではわからず、神経を抜いている歯の場合、痛みも感じないために歯医者にかかるまでの時間が空きがちですが、放置すると顎全体に痛みが走ったり、口臭が酷くなったりするので注意してください。
歯が骨折しているかどうかは、レントゲンを撮ればすぐにわかります。骨折といってもさまざまなケースがあり、比較的歯を抜く頻度の高い縦に割れたものもあれば、抜かずにできる治療もあります。
歯を抜くタイミング
歯を抜くことは極力避けたいところですが、現代の医療にも限界があり、抜く以外の方法がないこともあります。患者の立場では「抜かなくて良い」と言ってくれる歯医者さんに行きたいものですが、自分の歯をあとどれくらいの期間使い続けることができるのか、ということも確認した方が良いかと思います。実際、今すぐには抜かなくてもいいけれど、数年後には抜く必要があると言われることもあります。数年先まで順調にいけば良いのですが、もしかしたら顎にまで影響が出てしまって、治療の選択肢が今より狭まる可能性もあります。
残念ではありますが、歯科医であっても、どのタイミングで再び状態が悪くなるのかは予測できません。患者にとっては一種の賭けのようなものですが、どのタイミングで歯を抜くかを選ぶのは、自分自身となります。
金額で選んだらほぼ同じのブリッジとインプラント
一般的に歯を抜いたあとには、部分入れ歯かブリッジやインプラントを選択しますが、ヤジアップ世代の方であれば、部分入れ歯を選択するにはハードルが高いかと思います。現実的にブリッジとインプラントの二択だとして、金額的な面で比較すると、ほとんど変わらないケースもあります。
とくに奥歯の場合で、銀歯ではなく白い歯にすることを希望すると、3本分をセラミックやジルコニアなどにすることになるので、その素材だけでも30万円以上かかることがあります。この金額はインプラント1本分の金額と大きくは変わりません。ただし、インプラントの場合、検査費用や正確な位置にインプラントを入れるために必要なガイドを作製するために、さらに料金がかかるために総額が40万以上になることもあります。
歯の骨折を防ぐためにできること
寝ているとき、歯をギリギリと擦り合わせたり、歯をカチカチと鳴らしていたり、強く噛みしめているようであれば、それだけで歯の骨折率が上がってしまいます。過去に歯が欠けたことのある人もこの歯ぎしりが原因かもしれないので、ナイトガードを作製することをお勧めします。ナイトガードは歯医者で1万円程度で作ることができます。
また、虫歯になりやすい人は少なくとも半年に1度は検診を受けると良いかと思います。早めに治療をして神経を抜くことを避けましょう。