プロテインにも摂り方がある?筋トレ初心者のためのプロテイン入門

  • 2017/07/30
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筋トレに励む男性は何故プロテインを摂るのか

筋トレに励む男性は何故プロテインを摂るのか
男性が筋トレに励む動機は、人それぞれあります。「ウエイトリフティングで筋肉隆々のたくましい体を作りたい」「強い筋肉を得て短距離のタイムを1秒でも縮めたい」「サラブレッドのような筋肉で持久力を確保してロードバイクのレースに勝ちたい」など、様々ですが、共通して言えるのは、「筋肉を強くする」という目的です。そのためにも、目的に合ったトレーニングが必要です。ウエイトリフティングであれば「重量挙げを繰り返す動作のための体作り」、短距離走であれば「瞬発力」、持久力なら「長距離トレーニング」などがよいでしょう。

しかし、それよりも重要なのは、トレーニング後のアフターケアです。トレーニングで傷ついた筋繊維を修復させるために「プロテインの摂取」は大きな役割を果たします。そして、ハードなトレーニング後でも筋肉痛を回避したり、筋肉を太く強くすることができます。

 

プロテインの種類で異なる目的

プロテインの種類で異なる目的
プロテインはいくつか種類があり、大別すると、乳清を原材料とする「ホエイプロテイン」と、大豆が原材料となっている「ソイプロテイン」の2種類があります。

ホエイプロテインは、筋肉を太くしてハイパワーを出すために有効で、短距離走、ウエイトリフティングなどの選手向けで、ガンガン酷使するための太い筋肉が形成されます。

一方、ソイプロテインは、長距離走など、持久力を要する運動をする人の筋肉を作る目的に向いています。筋肉は太くなりにくいものの、細く詰まった筋肉に仕上がります。 そもそも筋肉は、単純に太ければ良いという訳ではなく、目的によって形成する筋肉を選ぶ必要があります。

また、種類が同じでも、プロテインの含有率によって、体内への吸収率が異なってきます。プロ仕様のものは、当然ながらプロテインの含有率が高い傾向にあります。さらに、プロテイン食品の形態も様々です。粉末状で牛乳や水に溶かして飲むタイプ、ゼリー状で口から流し込むタイプ、クッキーにプロテインが練り込まれそのままかじって食べるタイプ。はたまた、他の栄養成分、クエン酸やBCAAなども同時に含有するタイプなど、様々な種類の商品が売られていますが、摂取したい時期に合せて選択するのがよいでしょう。

 

プロテインの摂取する時期と摂りすぎに注意

プロテインの摂取する時期と摂りすぎに注意
プロテインの効果を最大限に発揮するためにも、「トレーニング前に適量摂取し、事前にトレーニングでの筋肉損傷に備える」「トレーニング後にもしっかり摂取して損傷筋肉の修復を早め、筋肉痛を回避する」といった具合に、トレーニングの前と後で、2回に分けて摂ることが理想的です。

また、注意すべき点としては、「プロテインの取りすぎ」「普段からの日常摂取」を避けることです。トレーニング後のプロテイン摂取だけでも、思った以上に筋肉がたくましくなるため、もっと効果を上げたいと、量を増やしてしまったり、摂取が習慣化し、トレーニングをしないときもプロテイン摂取をしてしまう人がいますが、必要以上の摂取は胃や内臓を悪くさせるため、止めましょう。

いかがだったでしょうか。プロテインが初めての人は、熟練者のアドバイスを受けたり、大手メーカーのホームページを参考にして、体に無理のない摂り方を心がけましょう。

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