WPIより高性能?WPHプロテインを有効活用しよう!
- 2017/01/14
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WPCでもWPIでもない第三のホエイプロテイン
筋トレ後にはプロテイン!もはやトレーニーにとっては当たり前のサプリメント(というか食事の一部)となったプロテインですが、こだわる人は更にその種類にも相当気を使っているようです。
プロテインにはいろいろな種類があり、大豆原料のソイプロテインや卵由来のエッグプロテイン、牛肉由来のビーフプロテインなどがあります。その中でも最もポピュラーなのが牛乳由来のホエイプロテインなのですが、このホエイプロテインは更に細かくいくつかの種類に分けることが出来るのです。
まず最も一般的で安価なのがWPC(ホエイ・プロテイン・コンセントレート)です。値段と栄養価のバランスが優れており、フレーバーの種類も豊富です。初心者から上級者まで多くの人が愛用しているタイプのプロテインですね。
次に、WPCを更に性能の良いシステムを使って丁寧に濾過し、タンパク質含有量を上げたり乳糖を除去したりしたものがWPI(ホエイ・プロテイン・アイソレート)です。お値段は少し高くなりますが吸収スピードが速く乳糖がほとんど入っていないため乳糖不耐症の人でも飲むことができます。
通常、ホエイプロテインはこの二種類のどちらかを選んでいる人がほとんどだと思いますが、近年「プロテイン通」を中心に徐々に人気が高まりつつあるのが第三のホエイプロテイン、「WPH(ホエイ・プロテイン・ハイドロ)なのです。
WPHはプロテインとアミノ酸サプリの中間?
WPHの「ハイドロ」とは日本語で「加水分解」のことを意味しています。つまり、タンパク質が一部消化されたのに近い状態まで分解されている事を表しているんですね。これによってWPI以上の吸収スピードを実現しているわけです。
筋トレ直後に飲むプロテインには何よりも吸収の速さが求められます。そこで上級トレーニーやボディビルダーは好んでこのWPHをチョイスしているわけなんですね。
吸収スピードの速さではEAAやBCAAのようなアミノ酸の状態で摂取する場合と比べるとさすがにWPHも劣ります。しかし、タンパク質の絶対量や値段を考慮すればアミノ酸とWPCを複合して飲むよりも、WPHを単独で飲んだ方が手間も掛からずコスパにも優れているというわけです。
WPHプロテインの飲み方具体例!
WPHは飲むタイミングを工夫することで最大限その効果を発揮させることができます。ポイントとなるのは二つ。先程ちょっと説明した通り、筋トレ直後。それともう一つが起床直後です。
起床直後は最も血中アミノ酸濃度が低下している状態で、筋肉が分解されやすい環境にあります。そこで吸収スピードの早いWPHを飲むことによって素早く筋肉の危機を脱することが出来るというわけです。
注意点としては他の食べ物と一緒に摂取したり、牛乳等で割ったりしないことですね。胃の中でミックスされてしまうと結局吸収のスピードが落ちてしまいます。
摂取する全てのプロテインをWPHに変える必要はありませんが、一部をWPHにすることでより筋肉の発達を促すことができます。気になる人はとりあえず一本買ってみてはいかがでしょうか!