体形が崩れてきた……

年代を重ねるにつれて体型が崩れてくるのは、ある意味やむを得ないことです。ジョギングをしたりジムに通ったり食べるものをセーブしたり、とダイエットに気を遣う方は多いですが、どうしてもお腹は出っ張り気味、髪の毛も薄くなってくる……。

でも、そんなメタボおじさん体型でもおしゃれに見せる技はあるのです。

 

 

何といっても清潔感

まず大前提なのが、清潔感です。ヒゲを剃りましょうとか、無駄毛の処理をしましょうというわけではありません。

ヒゲであれ、体毛であれ、きちんと手入れが行き届いている、ということがはっきりとわかるように手入れをしましょうという意味です。ヒゲなら伸ばしっぱなしでなく、適度な長さに常に切りそろえられている、というようなことですね。

もちろん、鼻毛が伸びっぱなし、なんてのは論外です（笑）。ヘアスタイルも中途半端に伸ばすくらいなら、極端に短くしてみましょう。短髪は丸い顔に良く似合います。

メタボ体型でワイルド系のオシャレを目指すのはかなり上級テクニックを要求されますので、ここでは少し横に置いておきます。

 

 

選ぶアイテムや柄はできるだけシンプルなものを

先にお話しした清潔感とも重要な関連があるのですが、身に着けるアイテムはできるだけシンプルなデザインであまり柄の入っていないものを選ぶようにしてみましょう。確かにストライプのシャツなどは体をシャープに見せたり適度な柄は体型をごまかす効果が期待できますが、合わせる色や柄が難しくなってしまうことと、特に柄はひとつ間違えると却って存在を主張してしまう結果にもなりかねません。

 

 

メタボ体型を強みに変える

ここではメタボを隠すのではなく、思い切ってその丸みを帯びた体型を利用することを考えてみましょう。丸みを帯びた体型はかわいらしさを演出しやすい体型ですので、身に着けるアイテムもシャープさのあるものでなく、少し体型のように柔らかさのある丸みを帯びたものを身に着けるようにします。具体的にいうなら、シャツはレギュラーカラーではなく、ボタンダウンシャツを、メガネも銀縁タイプではなセルフレームの丸みを帯びたデザインを、といった具合です。

ただしメタボ体型最大の弱点である出っ張ったお腹だけは少しでも引っ込んだように見えるアイテムをチョイスします。

丸首セーターよりもＶネックセーター、Ｖネックセーターよりもカーディガンといった具合です。

 

 

パンツはひざ下スリムなものを

上半身に着るものは、いいとして、じゃあパンツはどうなの？となりますが、これは絶対にスリム系のものを選んでください。スリムといっても腰回りから細いものではなくて、ひざ下がスリムになっているデザインのパンツを履きましょう。こうすることで下半身をすっきり見せることができますので、見た目のオシャレ度がアップします。