ナッツの嬉しい効果!アーモンドでダイエット?
- 2017/10/15
- ボディメイク
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カロリーの高いナッツ類だけど?
カリッと香ばしいアーモンド。小腹が空いた時にでも食べると意外と少量で満腹感もあります。また、お酒のおつまみにもいいですよね。ただアーモンドをはじめとしたナッツ類には脂質が多く、カロリー量的にはかなり多い部類の食品なのです。
それ故、ダイエットをしっかり頑張っている人には敬遠されがちなのですが、実はアーモンドを食べるとむしろ体脂肪が落ちるという実験結果があるのです。
アーモンドを43g、毎日摂取した人たちは1日トータルのカロリー量はあまり変化せず、また体重も増えなかったとのこと。これは、アーモンドを食べると空腹感が抑えられる事が主な理由として考えられます。
また、ハーバード大学で実施された別の実験では、アーモンドとオリーブオイルを摂取したグループと、脂質を大幅にカットした生活を続けたグループでは、むしろ前者の方が体重の減少幅が大きかったというのです。つまり、アーモンドに含まれている脂質には、カロリーは高いもののそれ以上に脂肪の燃焼・分解を促進してくれる力があるという意味です。
他にもある!良質な脂はコレだ!
脂質には大きく分けて三つ、「飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」があります。このうち、最も摂取量が少ないのが一価不飽和脂肪酸、次いで多価不飽和脂肪酸です。飽和脂肪酸も必要な脂質ではあるのですが、お肉の脂身などで割りと自然に口にすることの多い脂質ですからあまり意識する必要はなく、むしろ取りすぎないように注意すべきです。
一価不飽和脂肪酸を多く含む代表的な食品はエクストラヴァージンオリーブオイルです。オリーブオイルはそのうちの75%が一価不飽和脂肪酸で占められています。また、サフラワー油も76%、菜種油も61%が一価不飽和脂肪酸です。果物だとアボカドも突出して一価不飽和脂肪酸が多いですね。
一方多価不飽和脂肪酸を多く含む物といえば青魚ですね。サバには多価不飽和脂肪酸の代表格であるEPAやDHAがとても多く含まれています。また、ひまわり油や大豆油も多価不飽和脂肪酸がたっぷりです。そしてクルミやピスタチオにもこの多価不飽和脂肪酸が多いのです。アーモンドとは同じナッツ類でもちょっと脂質の種類が違うんですね。
塩分の過剰摂取には要注意!
アーモンドを積極的に食べようとする場合、一つ気をつけなくてはならないのが「塩分」です。塩分の過剰摂取は高血圧に繋がり、更には脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化など血管系の疾患に大きな悪影響を与えるのはご承知の通りです。
お酒のおつまみ系として売られているアーモンドには塩がふってあるものがほとんどです。ですがせっかく良質な脂質を摂っているのに塩分が多ければ健康効果は台無しです。しかも喉が乾いてしまいビールやお酒の量が増えてしまったのではもう何のためにナッツを食べているのかわけがわかりませんね。
アーモンド等のナッツ類は「素」の商品を選び、塩分が使用されていない物を食べましょう。それでこそ本当のナッツの力を享受できるのです。