ココアがダイエットにいいって本当なのか

ココアにはダイエットにいい成分が含まれていると言っても、ミルクや砂糖をたっぷり入れてはそれもどうなんだろうと言う事にはなります。
まず、ココアの成り立ちを説いていきましょう。
原料はカカオ豆です。
これを発酵しながら乾燥させて粉状になったものがカカオマスです。
これを絞って出てきた油がカカオバターです。
そして、その時の搾りかすこそがココアなのです。
商品としては、これにさらにミルクや砂糖を加えて調整しているものが多いです。
やはりダイエットを気にするのであれば、調整前のいわゆる純ココアがベストになります。
腸内の善玉菌を増やし細胞の老化も抑制するポリフェノールや各種ミネラルの他に、ココアにある重要な成分は次の2つです。

・豊富な食物繊維
糖分の急激な吸収を抑制し腸内環境の環境改善に欠かせないのが食物繊維です。
ココア一杯には、人参一本分の食物繊維が含まれていると言われてます。

・独特の芳香成分
ココアにしかない香りの成分のリラックス効果により、血管を広げられ血行や脂肪の分解が促進されます。
落ち着いた気分になれて集中力や冷静な判断力を増す働きも認められています。
これはコーヒーに含まれる神経を刺激して目を覚ますカフェインとは違った効果があるのです。

ココアにはいろいろな飲み方がある

ココアは確かに気分転換には良い飲み物だと認識している人は多いです。
ですが、概ねミルクを混入させますので飲み過ぎてはカロリーも高くなってしまうとも思われています。
そこで、ちょっと違う飲み方も知っておくとマンネリ化も防げて飽きずに飲む事もできるでしょう。
例えば次のような飲み方があります。

・柚子を入れる
和の風味を代表する柚子は違和感もあるでしょうが、ココアの風味と柔らかいタッチでマッチしてくれます。

・生姜を入れる
これも有り得なさそうな組み合わせですが、生姜の持つジンジャーパワーを同時に吸収できます。

・シナモンを入れる
これは抵抗の少なそうな組み合わせです。ココアのまったりした風味を爽やかに仕上げてくれます。

・黒糖を入れる
砂糖の代わりに蜂蜜やオリゴ糖を入れる方法もありますが、黒糖を入れるといつもと違ったコクの深い味わいになります。

・きな粉を入れる
これも砂糖の代わりに入れると、大豆成分もあってよりヘルシーになります。
試してみれば新しい飲み物を発見したかのような感覚にもなれるかもしれません。