ダイエットの基本、代謝アップには1にも2にも、スクワット
- 2016/12/13
- ボディメイク
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ジンジャースープを飲むよりも効果的な方法
女性向けの雑誌には十年一日のごとく、ダイエット特集なんかが組まれたりして「代謝のよい身体」なんていうもっともらしいキーワードが踊っています。
気になって覗いてみると「唐辛子やショウガを摂る」といったよくわからない内容だったりして……「ほら!お腹周りが気になるでしょ!!」と言いながら、晩に飲まされたジンジャースープってこれが元ネタだったのかと思い当たったりする。まあ、食事誘導性熱代謝を上げるという方法らしいのですが……もっとシンプルな方法を忘れていませんか?今回はそんな話です。
そもそも代謝とは、そして代謝をよくするには?
代謝とは外部から取り入れた栄養やエネルギーを体内で利用したり、消費したりすることをいいます。この代謝には同化作用と異化作用の2つがあるのですが、運動によってエネルギーを消費することは異化作用に分類される代謝です。
この代謝をよくするためにはシンプルに筋肉を動かせばいい、何もジンジャースープを飲んだりする必要はありません。そして大な筋肉を動かすほど効率が良くなるのです。
代謝をよくする基本、スクワット
人間の体で最も大きな筋肉とはどこかというと大腿筋、太ももにある筋肉です。ここを動かし鍛えて太くすれば、一番効率よく代謝することが可能になります。
大腿筋を鍛える基本は、立ったりしゃがんだりを繰り返す「スクワット」。これは非常にカンタンに見えるのですが、奥が深いメニューです。
まず両足を肩幅より広めに開き、膝がつま先の前に出ないことを意識して、しゃがんでみてください……恐らくバランスが取れないはずです。
体を前に傾けて、背中をやや反らせるとバランスが取りやすいはず、これが正しいフォームになります。そのままお尻を落とすようにしてしゃがむ、そして立ち上がるを繰り返す。まずは30回を目指しましょう。
疲れたら30秒のインターバル、これを1日3セット繰り返します。
物足りなくなったら、ブルガリアンスクワット
通常のスクワットだけで物足りなくなったら、片足でおこなう「ブルガリアンスクワット」に挑戦してみましょう。
方法はカンタン、片足をイスに乗せた状態でスクワットの動きをおこないます。股を開いて体とイスを離せば、イスに乗っている方の脚の負荷が大きくなりますし、逆に縮めれば屈伸をしている足の方の負荷が大きくなります。
片足ずつ10回おこなったら30秒のインターバル、これも1日3セットをおこないます。
ベテランの彼女たちの健康の秘訣?!
80を過ぎてもテレビに出ずっぱり……黒柳徹子さんのことなのですが、彼女の健康の秘訣とはジャイアント馬場氏直伝のスクワットとのこと。90歳を過ぎても舞台に立ち続けた森光子さんも80代の頃、一日150回のスクワットを欠かさなかったとか。
そういわれてみれば、彼女たちは無様な太り方はしていませんでした。
ダイエットだからといって何かを買ってきたり、どこかに通う必要はありません。まずは自重で始めましょう。通常のスクワットで物足りなくなったら、ブルガリアン、それでも物足りなくなって始めて両手にバーベルを持てばよいのです。ダイエットのため、そして健康のため。まずはスクワット、今日から始めましょう。