女性の好みを正直に答えるとバカを見る？

よく、女性から好みのタイプを聞かれて、正直に答える人がいますが、もし、それを聞いてきた女性が「気になる相手」「狙っている相手」であれば、それは賢明ではありません。女性から好みのタイプを聞かれると、男性としては「俺のことが気になるのかな」などと勘違いしてしまいがちですが、合コンや婚活パーティ、職場での歓迎会など、いわゆる「出会いの場」において、「好みのタイプ」について答える際には相当の注意が必要です。ここでは、女性から好みのタイプを聞かれたときの正しい対処法について紹介します。

好みの芸能人や外見的な好みを言わない

まず、絶対にやってはいけないのが「好みのタレント」などを答えることです。当然ですが、タレントやモデルを「好みのタイプ」に挙げられると、女性は「所詮オトコは外見重視」と思うだけではなく、「あんなに可愛い子がタイプなら、私なんてお呼びじゃないんだろうね」などと卑屈に考えるものです。これを聞いて、「え、たかが芸能人でしょ？」と思う男性は多いかと思いますが、女性は、
たとえ芸能人相手だとしても、自分と比べる生き物なのです。男性は、そもそも女性と異なり「外見で勝負」したりしませんが、女性の場合、恋愛においては外見的な要素を武器にしています。そのため、男性が言う「美人が好き」的な発言には敏感です。男性の場合に例えると、女性から「年収が高い有名人」を好みのタイプとして挙げられる様なものでしょう。

好みのタイプは「内面的な部分」を答えるのが正解だが･･･

女性の好みを答える際、タレントやモデルなどを例に挙げるのはNGだということは分かりました。ということは、「性格の好み」や「こんな事をやってる子が好き」などと答えるのが無難な対応となります。しかし、女性の内面に関する好みを答える際にも注意が必要です。例えば、「仕事を頑張っている女性が好き」と答えようものなら、「私、仕事なんてそこまでやる気ないし」と考えている女性であれば、「私は対象外なのか」と判断されます。実際、男性と比べて女性はあまり仕事に対してそこまで熱意を持っているケースは少ないもので、外見の好みと同様、「仕事を頑張っていない女性はNG」というレッテルを貼られている様なプレッシャーを感じたりします。また、「何事にも全力投球する女性が好き」も同様で、該当しなければ、自分を否定された様な気になるため、NGです。

こうなると、ほぼ正解なんて無い様に思われますが、実はあります。それは「優しい子が好き」です。とても無難ですが、女性の多くも同じように好みの男性を聞かれた際に、同じことを答えています。初対面など、関係が浅い場合は、これに尽きます。一方、女友達など、ある程度、距離が近い関係で、その女性に好意があるなら、その女性の特徴をそのまま「好みのタイプ」として伝えるのがベストです。場合によっては、「それって私？」と認識され、うまくいけば男女の仲になるチャンスにもなり得ます。