セックスするなら知っておきたい「危険日」「安全日」の真実
- 2017/02/01
- モテ
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危険日と安全日の信ぴょう性
「セックスの最中にゴムが外れてしまった」といった思わぬアクシデントを経験した人や妊娠を望む夫婦は、妊娠しにくい日と妊娠しやすい日を把握しておきたいと思うものです。
これらは「危険日」「安全日」と表現されることがありますが、明確な基準は存在するのでしょうか。
まずは生理周期を知ること
生理周期は「卵胞期」「排卵期」「黄体期」「月経期」の4つで構成されています。
正常な場合は、25日から38日をかけて生理周期が一周します。
≪卵胞期≫
卵胞刺激ホルモンが分泌されて、卵巣内で原子卵胞が卵子に成長する時期です。
≪排卵期≫
卵子が卵巣から子宮に出る「排卵」が行われる時期です。
≪黄体期≫
受精卵が着床しやすくなるように、子宮内膜をやわらかくする黄体ホルモンが分泌される時期です。
≪月経期≫
受精卵が着床せず、子宮内膜が剥がれ落ちると血液と共に体外に排出されます。これが月経です。
排卵日は予測できるのか
排卵日を予測するのは非常に難しいです。
有名な「オギノ式」は、生理予定日の12日前から16日の間に排卵するとしていますが、生理周期が正常でも生理開始日が3日ほどズレるケースが稀ではないので、だいたいの目安にしかなりません。
基礎体温や排卵検査薬で排卵日を予測する方法もありますが、100%確実かというと、決してそうではありません。
排卵日の兆候を調べられる排卵検査薬は精度の高さが魅力で、排卵が起こる直前に陽性反応が出る仕組みです。
生理予定日の17日前から1日1回の検査を行い、陽性反応が出た後の24時間から48時間が妊娠しやすいタイミングです。
基礎体温のデータと併せてチェックすると排卵日をより掴みやすくなりますが、ストレスや生活習慣の影響を受けてホルモンバランスが崩れると生理周期が乱れ、排卵日にズレが生じる可能性があるのを頭に入れておくべきでしょう。
排卵日近くになると体調に変化が…
これもあくまでも目安ですが、排卵日が近くなるとホルモンバランスの影響を受けて体調に変化が現れます。
≪排卵痛≫
卵巣あたりがチクチクと痛むことがあります。
人によって症状は異なりますが、排卵が近づくたびに排卵痛を感じる人もいます。
≪排卵出血≫
排卵日になると出血が見られることがあります。
卵子が卵胞から出てくる際に出血を伴うので、このような症状が現れることがあるのです。
他には「イライラ」「胸が張る」「吐き気」「腰痛」などの症状が挙げられます。
パートナーの体調に変化がないか観察してみましょう。
生理直後は安全日?
「生理直後は安全日」と思っている人もいるようですが、生理後に排卵が起こることもあります。
また、精子の生存期間は長くて1週間ほどと言われているので、生理直後のセックスで受精する可能性は十分にあります。
危険日と安全日は『目安』であり確実ではない
生きている以上、環境や体調の変化はつきもので、排卵日を正確に予測するのは困難です。
危険日と安全日を過信せず、妊娠を望まないなら避妊を徹底しましょう。