男性にとっては難関?女性の「聞き役」に徹するコツ
- 2017/04/26
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小手先テクニックとして広まった「聞き上手」
女性からの相談にはアドバイスするなとか、聞き役に徹して発散させろなどと言われていますが、なかなか実践できない男性も多いようです。単純にテクニックの上澄みだけを切り取って使おうと思っても、「どんなマインド」で使えばいいのか分からないという声もよく聞きます。「聞き役に徹する」という小手先のテクニックを無理に使おうとして、不自然な態度で黙ってしまうだけの男性がいますが、ほどんとの場合、女性からの好感度は得られません。
まるで娘や妹に接する様に
女性への理想的な接し方は「妹扱い」「娘扱い」です。例えば5歳の娘が幼稚園やママへの不満をぶつけてきた時の対応を想像してみてください。仮に「幼稚園でのお絵かきを見せようとしたのにママが忙しいって見てくれなかった」と、言ってきたとき、「ママは家の事をしていて忙しい時にはなかなか話を聞く余裕がないから、暇そうなタイミングを見つけて声をかけるといいよ」などとアドヴァイスするでしょうか。ほとんどのパパはしません。おそらく「そうなんだ~、ママ忙しいって言ってたんだ。悲しいね」などと声をかけるはずです。すると、自分の訴えたいことが伝わったという安心感が生まれ、さらに「そうなの。ママいつも忙しいって言うの」と、会話が続きます。
女性が話したくなる土台作り
大人の女性に対しても、上記で挙げた要領で接すればよいのですが、頭では理解していても、実際にやってみようとすると、なかなか難しいものです。何故なら、聞き役に徹することが下手な男性は、狙った女性に対して「カッコいいところを見せようとする気持ち」があるからです。もし、狙った女性との初デートなどで、2人きりで会話をする場面があれば、女性が話しているときだけで構いませんので、「カッコいい自分」は一旦捨ててください。
自分をカッコよく見せようとすると、自分の意識は「相手」ではなく「自分」へ集中します。「この話題にどう返せば尊敬されるか」「どんなリアクションをすればウケるか」と考えてながら相手の話を聞いていると、相槌のタイミングや態度が不自然になり、「この人、あまり私の話を聞いてくれていないな」と感じるはずです。
慣れないうちは、まずは「相槌と感嘆」に徹することをお勧めします。「うん、うん」「へ?」「そうなんだ」「マジで?」「ウソ?」「それでそれで?」の6種類しか使わずに相手の話を聞いてみてください。かなりの確率で、女性のトークが弾むはずです。男性の場合、この様な対応をすると「バカにされている」「内容を聞いていない」と感じるものですが、女性は「話の内容を理解してもらうこと」や「的確なアドバイスをもらうこと」よりも、「思う存分トークさせてくれる」ことを重要視します。そのため、こちらがほとんど発言しなくても、女性は「沢山話せた」という満足感を得て、結果的に「この人と一緒にいて楽しい」という感想を抱くのです。