浅草はいつも混んでいるとお悩みの方へ

江戸情緒を今に残す浅草は和風好みの女子が大好きなデートスポットですが、頭を悩ませるのが尋常ではない混雑ぶり。東京オリンピックを控えて外国人観光客も増加しており、平日でもかなりの人混みです。
しかし、実は肩がぶつかり合うほど混雑しているのは浅草寺から南側の雷門周辺。浅草寺北側の「観音裏」に行くと、観光客は嘘のように少なくなります。
にぎやかな街でのデートもいいですが、大人のデートはやはり静かに落ち着いて楽しみたいですよね。穴場感のある観音裏なら「浅草通」も気取れて、ばっちり彼女の好感度を稼げるでしょう。
観音裏で和の雰囲気を味わえるお店を3店ご紹介します。

静岡の人気抹茶アイスクリーム店が関東初出店「ななや」

静岡発の人気アイスクリーム店「ななや」が関東に初出店。浅草の老舗日本茶店「壽々喜園」とのコラボ店舗で、壽々喜園の入り口近くにアイスクリーム販売コーナーが設置されています。
静岡県産茶葉を使用した7段階の濃さの抹茶アイスクリームが看板商品で、最上級のNo7は茶葉をそのまま凝縮したような濃厚さ。ほかにもほうじ茶などの和風フレーバーやいちごなどのスタンダードフレーバーもそろっていて、抹茶が苦手な人でも楽しめますよ。
週末は行列していることも多いので、時間に余裕を見て訪問するのがオススメ。

ななや公式サイト：静岡抹茶スイーツファクトリーななや～藤枝抹茶ロール 藤枝 紅ふうき 緑茶 抹茶

ファンが多い豆かんの名店「梅むら」

茹で赤えんどう豆と寒天に黒蜜をかけた和スイーツが豆かん。シンプルなだけに素材のよさと仕事の丁寧さがよくわかるメニューです。
1968年創業の老舗甘味処「梅むら」はこの豆かんが人気商品で、和スイーツ通の間でも高く評価されています。古くは作家の池波正太郎が絶賛し、最近では人気漫画『孤独のグルメ』に登場して話題になりました。
豆も寒天もいやなくさみがまったくなく、ふっくら炊かれた豆とみずみずしい歯ごたえの寒天が、甘さ控えめの黒蜜とよくなじみます。
路地にあるので見つけづらい、臨時休業が多い、日曜休業で土曜は行列、公式サイトなし……と難易度は高いですが、一度は訪れたい名店です。

女子のハートをわしづかみできる古民家カフェ「つむぐり」

古民家をリノベーションした「つむぐり」は、ほとんど一般住宅に見えるうえ路地の奥にあるため、うっかり見過ごしそうになる隠れ家的カフェです。
店内もレトロ感あふれる土間や窓ガラスで古民家の魅力を生かしており、冬には火鉢のある席が人気。
メニューはドリンクがコーヒーをメインに甘酒や生姜蜂蜜ドリンク、スイーツは自家製プリンや季節のフルーツサンドなどで、どれもオーナー夫妻が素材にこだわっています。
まさに雰囲気もメニューも和風好き女子をコロリといかせる必殺のスペックです。

つむぐり公式サイト：カフェつむぐり

観音裏はかつて料亭が建ち並び、芸者が行き交った粋な街。風情も味わいながらデートを楽しんでください。