仰天!性に奔放だった古代人の避妊方法
- 2017/06/27
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古代人も効果的な避妊方法を追求していた!?
現在はコンドームやピルをはじめ、高確率で避妊できる方法が確立されていますが、望まない妊娠を避けるために試行錯誤していたのは昔の人間も同じで、様々な方法で避妊を試みていました。
妊娠のメカニズムを知らなかった古代人、どうにか精液の侵入を防ぎたいと考えた先祖たち――。
思わず笑ってしまう方法から涙ぐましい努力が見え隠れする方法まで、あっと驚く古代の避妊方法を紹介したいと思います。
コンドームの原型を生み出した『紀元前エジプト』
紀元前のエジプトのセックス観は、不倫、同性愛、近親姦、死体愛好と何でもありでしたが、避妊には気を付けていたようです。
当時にも陰茎を覆うコンドームのような小道具がありましたが、避妊具としてでははなく、昆虫から陰茎を守る目的や地位・身分の象徴として使われていたと考えられています。
では、古代エジプト人はどのようにして避妊を試みていたのかというと…
・天然の炭酸ソーダと一緒に、蜂蜜とワニの糞を混ぜたものを膣に入れる!
・クレオパトラは、オリーブオイル、ヒマラヤスギの精油などで作った軟膏に乳香を入れたものを使って子宮の入り口を塞いでいた!?
…と、効果があるのかないのかわからないけど「怖い」の一言に尽きる避妊方法が行われていました。
命がけの避妊!?『古代ギリシャ』
古代ギリシャの性事情も奔放かつ貪欲で、妊娠を望まないならアナルセックスは当たり前!
男性同士の同性愛を法律で義務づけていた都市があるという説も。
さらには、古代ギリシャ人が壁に書いた落書きや壺絵は18禁のオンパレードで、セックスは古来から娯楽の一つだったのかと思うと親近感が芽生えます。
そして、そんな古代ギリシャの避妊方法はというと、
・鍛冶屋が刃物を冷やすのに使う水を飲む!
・西洋スギの精油や鉛が入った軟膏を膣の中に塗る!
という風に、古代エジプトと同様に今では考えられない方法で避妊を試みていました。
これらによって健康被害はなかったのか、気になるところではあります。
乱交パーティーで結婚を祝う『古代ローマ』
古代におけるヨーロッパの一部では「無報酬の売春」といって、神殿で選ばれた男性と結婚前の女性がセックスするという儀式があったと言われており、この名残で古代ローマ人は立会人の前で新郎の友人が新婦と乱交パーティーを行って結婚を祝っていたそうです。
新郎新婦はどんな気持ちで儀式を受け入れていたのでしょうか…。
そんなめちゃくちゃな風習があった古代ローマにおいても避妊具が存在していて、メスのロバのタテガミで作った避妊具が使われていたとのこと。
これはコンドームのように陰茎に被せるタイプの避妊具で、邪悪な霊を追い払う目的でも使われていたそうですが、非常にチクチクする上、網目からは精液が漏れるため、実用的ではなかったと考えられます。
ちなみに、ゴム製のコンドームの原型ができたのは1844年、ラテックス製のコンドームが誕生したのは1933年のこと。
性に奔放だった古代から数千年の時を経て現在のコンドームが生まれたのかと思うと、感慨深いものがあります。