長野久義は活躍する?人的補償選手の移籍初年度の成績をチェック!

  • 2019/02/04
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長野久義は活躍する?人的補償選手の移籍初年度の成績をチェック!

人的補償選手の移籍初年度成績は?

FA移籍、そしてそれに伴う人的補償。
このオフは浅村栄斗選手・丸佳浩選手・西勇輝選手がFA権を行使して移籍。
そして内海哲也選手・長野哲也選手・竹安大和選手が、それぞれの人的補償に選ばれました。
実績抜群の内海哲也選手や長野哲也選手が選ばれた時には大きな話題となり、野球ファン以外の方にはそれで人的補償制度の存在を知った人も多いのではないでしょうか。
特に長野選手は実績だけではなくバリバリのレギュラーでもあったため、移籍先の広島でもスタメンに名前を連ねることが予想されています。
故障さえしなければ、昨年以上の成績を残す可能性も十分有り得るでしょう。
そこでここでは過去の人的補償選手の初年度はどうだったのか、移籍前年の成績とも比較してご紹介します。

 

金田和之(阪神タイガース→オリックス・バファローズ)

移籍前(2016年):6試合 1勝0敗 防御率6.00 WHIP1.67
移籍後(2017年):34試合 4勝1敗 防御率4.15 WHIP1.33

2016年オフ、糸井嘉男選手の人的補償で移籍をした金田和之選手。
そんな金田選手は、150㎞超のストレートを投げるリリーフ投手。
2014年には40試合に登板し、5勝を挙げる活躍をしています。
移籍前年となる2016年はわずか6試合の登板に留まりましたが、移籍後の2017年は登板数を5倍以上にアップ。
ただ2018年は10試合登板と再び出番を減らしており、2019年は真価が問われるシーズンとなりそうです。

 

平良拳太郎(読売ジャイアンツ→横浜DeNAベイスターズ)

移籍前(2016年):1試合 0勝1敗 防御率9.82 WHIP1.91
移籍後(2017年):4試合 1勝3敗 防御率7.07 WHIP2.14

2016年オフ、山口俊選手の人的補償で移籍をした平良拳太郎選手。
変則スリークォーターから投げる若手先発投手です。
成績はあまりよくありませんが、移籍初年度は前年よりも登板数を増やしています。
また2018年は5勝を挙げており、防御率も3.49と大幅に改善。
2019年は開幕ローテーションを狙える位置にいる投手です。

 

高木勇人(読売ジャイアンツ→埼玉西武ライオンズ)

移籍前(2017年):16試合 1勝2敗 防御率2.63 WHIP0.91
移籍後(2018年):8試合 1勝2敗 防御率8.69 WHIP1.83

2017年オフ、野上亮磨選手の人的補償で移籍をした高木勇人選手。
2015年には先発として9勝を挙げた選手です。
そんな高木選手は移籍前年の2017年、主にリリーフとして登板。
16試合ながら防御率2点台をマークしています。
しかし移籍後は成績が悪化し、防御率は8点台に。
このオフ巨人時代の先輩である内海選手が西武に移籍したことが、高木選手にも好影響を与えるかもしれません。

 

尾仲祐哉(横浜DeNAベイスターズ→阪神タイガース)

移籍前(2017年):11試合 1勝1敗 防御率6.52 WHIP1.91
移籍後(2018年):12試合 0勝1敗 防御率3.86 WHIP1.46

2017年オフ、前田大和選手の人的補償で移籍をした尾仲祐哉選手。
小柄ながら最速150kmを超えるリリーフ投手です。
そんな尾仲選手は、ルーキーでもあった移籍前の2017年に11試合に登板。
移籍後は登板数こそあまり変わりませんが、防御率を大幅に良化させています。
またイニングを上回る三振を奪っており、今後の成長が期待される選手です。

 

成績が上がる?

ここ2年に限ると、人的補償で選ばれた4人中3人が移籍前年よりも成績をアップさせています。
このオフに移籍をした3選手は、果たしてどうなるのか。
FA移籍をした選手と同様に、2019年プロ野球の大きな話題となりそうです。

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