2019年はラグビーW杯!ラグビー日本代表の初戦までの動きとは?
- 2019/01/14
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ラグビーW杯まで、日本代表をフォローせよ
「世界3大スポーツイベント」とは何か?
「オリンピック、サッカーW杯、あと、えーっと」これが多くの人の答えでしょう。
そして、その残り一つとは「ラグビーワールドカップ」、何しろ前回、2015年のイングランド大会は、世界で40億人が視聴したという紛うことなきビッグイベントなのです。
そんな大会の開催を今秋にひかえた日本、年が明けた現時点での盛り上がりは残念ながら十分とはいえません。しかし、それだけのビッグイベントだけに乗っていかなければ、損というもの。そのためにはラグビーW杯まで、日本代表チームの動向を追い続けていくのが一番でしょう。
ところが、これが結構ややこしい。
というのも「スーパーラグビー(SR)」と「パシフィック・ネーションズカップ(PNC)」、この2つをフォローしなければならないからです。
「スーパーラグビー(SR)」とは何か?
「スーパーラグビー(SR)」とは、毎年2月から6月まで開催されている大会。
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンそして日本の5カ国で争われる国際リーグ戦なのですが、単なる国別対抗戦ではありません。ニュージーランドは5つ、オーストラリアと南アフリカは4つずつ、アルゼンチンと日本は1つのチームをSRの期間中限定で結成。合計15チームがリーグ戦をおこなうのです。
日本のチーム名は「サンウルブズ」、といっても中身は日本代表ですから全試合が日本代表戦。これが2月の第3週から、6月の第3週までほぼ毎週末、試合がおこなわれます。
SRの面白さは、複数を参加させている国のチームの多くは州代表だという点。
発展途上の若い選手がみられますし、強いといってもオールブラックスのように傑出しているわけでもない。つまり日本代表が好試合をこなしながら、レベルアップしていく様が期待できるのです。
ちなみに昨年のSRでのサンウルブズの勝利数は3つ。開幕は、2月16日の南アフリカ「シャークス」戦となります。
「パシフィック・ネーションズカップ(PNC)」とは何か?
SRが終わったら、次に控えているのは「パシフィック・ネーションズカップ(PNC)」。この大会は環太平洋地域の準強豪国、つまりニュージーランドやオーストラリアほどではない強さの国々が、レベルアップを図るために企画されたもの。2006年より開催されていますが、2016年から日本は3大会は不参加。今年は3年ぶりのPNC参加となります。
今回の参加国はフィジー、トンガ、アメリカそして日本の4カ国なのですが、「準」が付くとはいえ強豪ぞろい。昨年12月の世界ランキングでは、フィジーが8位、トンガが14位、アメリカが12位、そして日本が11位と力が拮抗しているだけに、どれもハードかつ見どころが多い戦いとなるでしょう。
PNCは7月27日からの開催となります。
仕上げは、南アフリカとのテストマッチ
SR、PNCを終え、9月6日に埼玉県・熊谷ラグビー場でおこなわれるのが、南アフリカ代表戦。9月20日に開幕するラグビーW杯・日本大会への最終テストマッチとなります。
南アフリカは言うまでもなく強豪国、昨年12月の世界ランキングでは5位に付けていますから格上のチームとはいえ、思い出されるのが前回のW杯。五郎丸選手の活躍で大金星をあげた縁起が良い相手でもあります。
そしてSRやPNCの過密日程を経て、日本代表チームは一回りも二回りも大きくなっているはず。W杯に向けて死角なし!! と、呼べるような一戦を期待したいものです。
日本代表はW杯の初戦を今年9月20日に迎えます。相手は昨年11月のテストマッチで逆転勝ちを収めたロシア、東京・味の素スタジアムでキックオフです。