テニスの点数の数え方ってどうして0・15・30・40なのか?
- 2018/08/08
- ライフスタイル・娯楽
- 487view
- スポーツ
- スポーツ
- テニス
- ルール
- 趣味
- 運動
テニスの豆知識を紹介!
0→15→30→40と、他の球技スポーツとは得点システムが異質なテニス。
一体なぜ、こんなヘンテコな数え方に!?
ここでは、そんなテニスにまつわる豆知識をご紹介したいと思います。
点数の理由は?
テニスは1ゲーム4ポイント制。
1ポイントは15、2ポイントは30、3ポイントは40、そして4ポイントはGと表現されます。
普通に1点2点でいいのになぜわざわざ15や30といった数字で表すのか・・・。
15ずつで刻んでいたのに、なぜ30→40では10になっているのか・・・。
実はこれについては、現在でも明確な答えは判明しておりません。
ただし有力な説は存在しており、その内容は「テニスが流行した当時ヨーロッパでは60進法が流行していた」というものです。
60を4分割すると、15・30・45・60。
本来なら45である所40になったのは、「フォーティーファイブ→フォーティー」と発音を省略するためとも言われています。
またその他にも修道院の生活が15分単位だった、テニスがギャンブルの対象とされておりその時の通貨が1枚15スーだったためそこから取られたなどの説も存在しています。
当たり前のように使われている点数システムの謎がいまだに解明されていないというのも、なんだか不思議な話ですね。
なぜ「庭球」?
サッカーを漢字にすると「蹴球」、バスケットボールは「籠球」。
そしてテニスは「庭球」と表現されています。
サッカーは球を蹴る、バスケットボールは籠に入れることから名付けられていますがテニスの場合は何なのか。
これに関しては、テニスが庭で行われていたからという説が有力です。
単純な付け方ではありますが他の球技も似たようなものですし、わかりやすさを優先させたのではないでしょうか。
国内で最もテニスコートが多い場所は?
日本でも最もコートが多く、テニスが盛んと言える場所はどこなのか。
その答えは、千葉県にある白子町です。
この町だけで屋内・屋外合わせて実に460ものコートがあり、また気候も温暖なため多くのプレイヤーが訪れている地域です。
テニス好きにはたまらない町だと言えるでしょう。
テニスの起源はどこの国?
現代のテニスの形が出来たのは、11~12世紀ごろのフランスだと言われています。
当初はラケットを用いず、手袋や手のひらでボールを打ち合うという競技でした。
またボールを打ち合うという行為自体は、すでに起源前のエジプトにあったことが壁画として残されています。
「テニス」の語源は?
「テニス」という名称の語源には、主に2つの説があります。
1つは、詩から取られた説。
1339年に発表された「平和を讃えて(ジョン・ガウワー作)」に「Tenetz」という単語があり、そこから取られたというものです。
そしてもう1つの説は、フランス語の「tenez」から取られたというもの。
tenezは「tenir(掴む)」の命令形で、日本語にすると「ほら」「どうぞ」といったように何かを差し出す時に使われる言葉です。
相手に向かってサーブを打つ時に使っていたということで、この線も十分に有り得そう。
イギリスもフランスがテニスが人気の国なので、その語源も譲り難い所ではないでしょうか。
中高年の運動不足解消にもピッタリ
中世ヨーロッパより伝えられているテニス。
その古さもあってか点数の謎や名称などいまだにはっきりと解明されていない部分もありますが、その楽しさは万国共通。
これからも人気スポーツとして、多くの人々に愛されていくのでしょう。
またテニスはメタボ解消など健康効果もあるため、中高年の運動不足解消にもピッタリ。
これから何かスポーツを始めたいという人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!