ツイッターのトレンドでよく見かける「横浜優勝」とは?
- 2018/04/28
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「横浜優勝」
最近、ツイッター上を騒がせている「横浜優勝」のハッシュタグ。
この「横浜」とは、プロ野球チームDeNA横浜ベイスターズを指すものです。
そしてこの言葉は何も最近になって出てきたわけでもなく今から何年も前、ベイスターズが暗黒時代と言われていた時代から使用されていました。
暗黒時代から・・・
横浜優勝がネットスラングとして使われ始めたのは、2003年頃と言われています。
この年の9月15日の横浜-ヤクルト戦。
もしこの試合でベイスターズが勝てば、その時点で1位の阪神の優勝が決まるという試合でした。
そしてこの試合をベイスターズはダブルスコアで勝利。
この結果をもって阪神が優勝したわけですが、ベイスターズファンがジョークで「横浜優勝」とネット掲示板の実況スレで大盛り上がり。
それ以降「横浜優勝」がネットスラングとして少しずつ定着するようになり、他球団ファンもベイスターズが勝った時のファンの騒ぎようを見て「また横浜が優勝したのか」と度々揶揄するようになりました。
そしてツイッターが普及した今日では多くの層に普及するまでになり、暗黒時代を知らない新規のファンにも使用されるように。
ちなみに「横浜優勝」の始まりと言われている2003年のベイスターズの順位は、5位にも20ゲーム以上離されるダントツの最下位でした。
現在の「横浜優勝」
長らく、本当に長らく低迷期が続いた横浜ベイスターズ。
しかしDeNA横浜ベイスターズになり、次第に強さを増してきたのはプロ野球ファンの知る通り。
2017年はCSで勝ち上がり、ついに日本シリーズに出場するまでになりました。
そして今年2018年も4月早々に8連勝を記録するなど、好調なスタートを切っています。
そんな事もあり近年では「横浜優勝」はネットスラングとして揶揄していた頃とは変わり、言葉通りベイスターズの強さを示すファンの合言葉のように使用されている節もあります。
特に近年ファンになった層には、尚更そうなのではないでしょうか。
今後もベイスターズが勝つ度に、この言葉がツイッターを賑わすことになるのでしょう。
また、近年では横浜が優れているから勝ったという意味で「横浜優勝」と使われることもあります。
今年優勝する可能性は?
前評判も高かった今年のDeNA横浜ベイスターズ。
投手陣の充実や若手の成長、クリーンナップの破壊力などがそうした評価の高さの理由として挙げられます。
ベイスターズがここまで強くなったのにはさまざまな要因がありますが、前監督の中畑清氏の存在も欠かすことは出来ません。
順位的には振るわなかった中畑ベイスターズですが、試合中にベンチ裏に引っ込んでいる選手が多かったり監督室で横になった選手もいたと言われているチームを意識から改革。
少しずつ選手を内面から変えていき、ラミレス監督になった頃にはチームはすっかり変わっていました。
もちろんそのラミレス監督の手腕や、ドラフトで獲得した選手が次々に戦力になっているのも大きなポイント。
DeNAになり、スカウティングにも変化が出ているように感じられます。
そんなベイスターズの不安要素を挙げるとするならば、実績が豊富で優勝経験もあるベテランが少ないことでしょう。
ベイスターズは若い選手が多いチームでそれは長所でもあるのですが、正念場になって来ると経験豊富なベテランが少ないことが弱点になる可能性もあります。
例えばここ2年優勝している広島では、新井貴浩選手や黒田博樹選手の存在がとてつもなく大きなものでした。
ベイスターズには彼らのような存在がいないだけに、それが終盤になってどう影響するのかは気になる所です。
とは言えベイスターズが、優勝候補の1つであることには間違いないでしょう。
「横浜優勝」が実現する可能性は、十分にあります。