プロ野球の観客動員が絶好調!その理由は?
- 2017/06/18
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プロ野球人気上昇中
一時期は野球人気の低下が盛んに報じられていましたが、最近はそうした声も少なくなりました。
観客動員数は好調そのもので、2016年は12球団中11球団中が前年と比較をしてその数字を伸ばしています。
唯一数字を落とした福岡ソフトバンクホークスも微減に留まり、観客動員数自体は12球団中3位の数字です。
一体なぜ、プロ野球人気は上昇をしているのか?
その理由を挙げてみたいと思います。
ファンサービスの強化
一昔前の野球場は、野球の試合を見るためだけのものでした。
今もそれが最も大切なことには違いないのですが、最近はそれだけではなくどの球団も工夫を凝らしたサービスを取り入れています。
選手とのコラボメニュー、遊び心のある球団グッズ、さまざまなイベントやプレゼント・・・。
応援しているチームが負けるとやっぱりガッカリしてしまうものですが、たとえ負けてしまってもある程度は満足できるようなサービスが配置をされています。
この点は、非常に大きいと言えるでしょう。
衛星放送の充実
地上波放送が主だった頃には、ひいきチームの試合をテレビであまり見られなかった人も多いと思います。
しかし現代では衛星放送が充実をしており、以前と比較をするとテレビで放送される試合数は格段に増えました。
見る機会が増えるとやはりそれだけファンも増えますし、ファンが増えれば球場の観客動員数も増えることになります。
また地上波と違ってほとんどの試合は最後まで見ることが可能で、最も盛り上がる場面で時間の都合により放送が打ち切れるなんてことはありません。
最後まで試合を見ることができる・・・当たり前のことのようにも感じますが、昔はその当たり前ができないことも多かったのです。
ネット放送の充実
CSやBSといった衛星放送の他に忘れてはいけないのが、ネット放送の充実です。
多くの球団がネットによる配信サービスに参加をしており、たとえば横浜DeNAベイスターズはAbematvやニコニコ動画で主催試合を無料で見ることができます。
テレビだけではなくネットにも広がったことで、野球人気の裾野はさらに広がり、新規の層も多く取り込む結果になりました。
今後はネット放送を強化したチームほど、ファンの増幅も上がっていくのではないでしょうか。
クライマックスシリーズ
クライマックスシリーズの存在も、やはり外すことはできないでしょう。
2007年から導入されたこのシステムにより、日本一のチャンスはリーグ3位のチームにまで広がりました。
これにより優勝争いだけではなく3位争いも盛り上がり、いわゆる消化試合数が激減をしました。
優勝チームが決まっても、熱を冷まさないで楽しむことができます。
WBCの存在
地上波での野球放送は減りましたが、世界戦であるWBCは別格。
その認知度は回を重ねるごとに高まっており、今ではすっかり人気コンテンツとして定着をしています。
日本のみならず、世界の野球人気のためにも継続が望まれる大会です。
またこのような世界戦をきっかけにしてファンになっていくのは、サッカーでもよくあることです。
野球人気の上昇、観客人数の伸びにはこのような理由が挙げられます。
これからもこの人気を維持できるよう、各球団には盛り上げていって欲しいですね。