春競馬到来!買ってはいけない1番人気馬を暴く
- 2017/03/07
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名伯楽のお言葉を今かみしめよ
かつて名馬を次々とターフに送り出した調教師がいた。
厩舎の名前だけで過剰人気するほどの名人であったが、彼はある雑誌の対談でこんなことを言っていた。
「馬というものは、勝つべきときに勝たないと、しぼんでしまう。また勝てないようであれば、その馬はその程度の馬でしかないということだ」
そしてこのお言葉は、春めいてきたこの季節に一番深く刻み込んでおきたい金言だ。
勝たなければ、登れないステージがある。
ギリギリの線で調子を維持しなければ、たどり着けない栄光がある。
春競馬の1番人気馬は、裏に関係者すべての熱い思いがこもった産物なのである。
中山1番人気馬の取捨選択はローテにあり
さっそく昨年の中山の例を見てみよう。
16年3月5日
中山12R1000万下
1番人気パッシングブリーズ7着
月イチ休みなく使われ、前走まで3、7、3、1着
このあと9、5、10、16着と尻すぼみ
8R1000万下
1番人気マーブルケーキ3着
冬2回使い9、6着。一息入れた初戦。
このあとも7、8、11着と調子戻らず
気をつけるべきは「冬に使い込んだ1番人気」。
連戦の馬は、いったん調子を崩すとしばらく馬券から遠ざかる。
次走以降も巻き返しはない。
阪神は比較的1番人気が強い
中山と違い、阪神競馬の1番人気馬の強さは特筆ものだ。
たとえば昨年3月5日午後のレースにおいて、1番人気馬の成績は、7戦5勝2着1回と準パーフェクト連対?!
何より馬のラインナップが素晴らしい。
ルミナスウォリアーやラテンロックなどの強豪馬がこの時期ゾロゾロと勝ち上がった。
この日唯一着外だった1000万下のオールブラッシュも、そのあとOPまで駆け上がっていく。
関西春競馬の1番人気は「今年活躍する素質馬」の場合が多い。
ここ一番の調教技術にも優れているのだろう。
妙な穴狙いはやめたほうがよい。
中京では危険馬の疲れを見抜くサインがある
小倉が終わると、ローカルは高松宮記念が開催される中京競馬へと移行する。
危険な人気馬を見抜くキーワードは「連続好走」だ。
昨年中京3月12日12R
1番人気スマートラファエル10着
中京、東京と1番人気2着を続けてここ凡走→休養
同日7R
1番人気キネオフォルツァ5着
東京で連続2着→ここ凡走
3月13日8R
1番人気ペプチドアルマ12着
京都で5、3着と連続好走→ここ凡走
このあとも12、11、7着と散々
中山では「冬の連戦」そのものが危ないと指摘したが、中京ではそれに加えて「好走」というファクターがプラスされる。
「連戦」プラス「好走」で断然人気に祭り上げておいてのヤラズが怖い。
代わりに休み明け、または前回の中京開催以来という余裕のローテで臨む穴馬が狙えるぞ。