たったひとりの女ギャンブラーに負けたなんて
- 2017/03/18
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業績苦戦カジノから漏れ出た思わぬ理由
企業決算たけなわの今日この頃だが、最近海外からなんだか耳を疑うような決算ニュースが飛び込んできた。
マカオのあるカジノ企業が、事もあろうに「謎の女性ギャンブラー」にこっぴどくやられたおかげで、業績予想に未達の事態となったというのだ。
にわかには信じがたい、どう考えても子供だましにしか思えない未達の理由なのだが、反面ギャンブラーとしてはまさに「至高の境地」に立ったこの峰不二子(勝手に命名)さま、いったいどういう女性なのだろうか。
謎も謎、存在すら危うい女性
香港地元紙によればこの女性、上海出身で生粋のカジノギャンブラーらしく、勝ったカジノへ来る前に、別のカジノでは大負けしていたそうな。
もうそこで「仙人」「名人」説はどっかへ飛んでいっちゃったわけだが、同じギャンブル好きとしてすごいと思わせるのは「ギャンブルの負けをギャンブルで取り返せる力がある」ことだ。
賭け事に負けたあとって、どう考えても頭は冷静じゃないんだよね。
競馬に負けた足で、パチンコへ直行なんて、若い頃はよくやってたなあ。1回も取り返したことないけど。
ところがこの女性、ひとたびバカラに興じれば、おどろくほど冷静に場を読み、じっくり賭けるタイプだったとか。
それでなくちゃ、23億円(!)は稼げない。
控除率が低いカジノという遊び
カジノとひとくちに言っても、中に入ればこの女性が楽しんだバカラをはじめ、スロット、ルーレット、ブラックジャックなどさまざまな遊びができる。
このうちバカラやブラックジャックは「控除率」つまり手数料みたいに引かれる金額が少ないので、負けにくい=長く遊べる、人によっては勝つことが多い、ゲームと言われている。
そこへいくとJRAの競馬ってのは、やる前から負けていると自覚しなければいけない遊びだ。
控除率は破格の25%。カジノギャンブラーなら「Oh,Crazy!」と叫ぶであろう条件の悪さなのである。
このことがバカラやブラックジャックで、ときたま長者物語や映画の名シーンを輩出する所以だろう。
注目の女性はいずこへ消えた?
さてその後、メディアがこぞってこの話題を取り上げたのだが、不思議なことに春節休みをはさんでからは、この女性の消息はようとして知れなくなったという。
口の悪い同業者からは「ガセだよ、ガセ。客集めの策に決まってるだろ」という声もあがったとか。
そうだろう、いやそうであってほしい。
教訓としてはもちろん、ギャンブルで財を成そうと思うなよ、であるが、一瞬でも淡い夢を見るのが我々素人なのである。