テレビで池の水を抜く系が流行っているけど、実際に池からお宝がでた案件4つ
- 2018/06/03
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テレビ東京では「池の水をぜんぶ抜く大作戦」という番組があることをご存知でしょうか。
これは昔はレギュラー番組でやっていなかったそうですが、あまりにも全国から池の水を抜いて、きれいな水に入れ替えて美しい池に戻したいという依頼が多かったので、月1のレギュラー番組へと変更したそうですよ。
そう考えると大胆な企画でありますが、なんて環境にとってよい番組なのだろうと思わされますね。
さて、池の水を抜くと何か潜んでいると思いますか?
普段は濁ってよどんでいるので、底まで見えないですが、絶滅に近い種類の生き物など、実は様々な沈んでいるらしいのです。
中には放送できないものもあるのだとか。
今回はその中でもお宝と呼べるものが見つかった放送をご紹介していきたいと思います。
日比谷公園の雲形池(東京)
こちらは同シリーズの第4弾で抜かれた東京にある池です。池の水としては13個目に抜かれた池だそうですよ。なんと114年ぶりに抜かれたそうです。かなり昔になりますが、池の水を抜く作業というのは昔からあったのだとわかりますね。
この池では家紋の書かれた瓦が発見されました。調べてみると江戸時代の佐賀藩鍋島家の屋敷で使用されたいた屋根瓦であったそうですよ。
価値のある骨董屋さんにもっていくと一体いくらの値段が付くお宝なのでしょうか??
太秦2号公園(大阪府寝屋川市)
こちらは同シリーズの第5弾で抜かれた大阪府寝屋川市にある池です。この池では以前、世界最大級の淡水魚であるアリゲーターガーが目撃されたとの情報がありました。
危険を察知した市内の人がアリゲーターガーを確保しようと奮闘しましたが、確保できずにいたそうです。無念さを感じ、「池の水ぜんぶ抜く」の番組に水抜きの依頼をしました。
その結果見事、体長1mのアリゲーターガーが確保されたのです。
立野台公園(神奈川県座間市)
こちらもお宝(?)かはわかりませんが、巨大生物が現れたそうです。池にはプカプカとカモが浮かんでいることが多く、見る人を和ましてくれますね。こちらの立野台公園の池でもカモが浮かぶ光景が見られていたのに、数年前からカモが姿を消したのです。目撃情報によると浮かんでいたカモが急に水面に引き込まれるように消えてしまったという情報もありました。そこで今回池の水を抜いて欲しいという依頼があり、抜いたところ、体長80センチものワニガメが現れたのです。
このワニガメが池に存在していたカモを食べていたと考えられ、池の生態系に影響を及ぼしていたことがわかりました。
番組でワニガメを確保してから、池にはカモが戻ってきたようで、近隣の住民からは喜びの声が挙がっているそうですよ。
井の頭公園での池(東京都)
こちらの池に関しては、上記でご紹介した「池の水ぜんぶ抜く大作戦」で抜いた池とは異なります。しかし番組とは別に自主的に都内で決め池の水を抜いたようですよ。
そうして出てきたものは決してお宝ではありませんが、風変りで一瞬「え?」となったので、ここで面白いエピソードとして最後に追記したいと思います。
こちらで出てきたものは、外来種は魚類4種160匹 エビ亀類など4種148匹
在来種は魚類5種298匹 エビ亀類など5種1372匹と財布が7つでてきたそうです。
財布の中は現金が入っていなかったそうですが、カード類は入っていたのです。飲食店街が近くになるので、おそらく忘れた財布から現金だけ抜き取り、池に捨てたのではないかと推測されていましたが、同じことを考える人が7人もいるなんて驚きですね。
本当にお宝と感じられるのは1番はじめに挙げた例くらいかもしれませんが、普段は見えない水面下には、様々な物語が眠っていることがわかりました。
好奇心を揺さぶるだけでなく、環境を美しくする意味でも、池の水を抜く作業は一時のブームではなく、今後も続いていって欲しいと願います。