北朝鮮の木造船の漂着から見える危険性。事態は深刻なのではないのか!?
- 2017/12/06
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北朝鮮の木造船が漂着
最近ニュースで話題になっているのが、北朝鮮の木造船が日本に漂着していることについてです。時事問題に注目しているオヤジも、北朝鮮の木造船漂着のニュースを何度も見ているのではないでしょうか。実はこの北朝鮮の木造船の漂着は今年だけではありません。毎年のように、北朝鮮の木造船は日本に漂着しているのです。この北朝鮮の木造船漂着には、危険が見え隠れしています。そこで今回は、北朝鮮の漂着から見ることができる危険性について紹介していきます。
バイオテロの危険性
北朝鮮の木造船が日本に漂着することで考えられる危険性のひとつがバイオテロの可能性です。北朝鮮はかねてから化学兵器や生物兵器を持っているのではないかと言われています。そこで、もし日本に漂着した北朝鮮の木造船に化学兵器・生物兵器が積んでいれば非常に危険です。また、炭疽菌や天然痘の北朝鮮人を木造船に乗せて漂着させるだけで、バイオテロを引き起こす可能性もあります。
炭疽菌や天然痘は致死率も高く、感染力も非常に強いです。そして、北朝鮮は炭疽菌や天然痘の兵器化が進んでいるとも言われています。木造船の漂着で日本に炭疽菌や天然痘が上陸した場合、日本はパニックになる可能性が高いです。それだけに、北朝鮮の木造船の危険性は高いのです。
スパイ・工作員の危険性
北朝鮮の木造船が日本に漂着することで見られる危険性のひとつがスパイ・工作員の危険性です。日本に漂着することができるということは、不法入国が可能であることを意味しています。そのため、スパイや工作員を日本に送り込むことも可能なのです。北朝鮮と日本には拉致問題があることから、昔から日本に北朝鮮の工作員が潜入していることがわかります。日本に漂着している木造船の乗組員は基本的に「漁師」であることを主張しています。しかし、本当に「漁師」であることを証明することはできないでしょう。日本に漂着する木造船に乗って北朝鮮の工作員が不法入国をしている危険性があるのです。
難民問題の危険性
北朝鮮の木造船が日本に漂着することから、難民問題の危険性も見えてきます。北朝鮮の行動次第では、戦争になる可能性があります。そして、戦争になった際には大量の難民が日本に押し寄せてくる可能性があるのです。木造船でも日本にたどり着くことがわかることから、命の危険を冒してでも日本に難民が渡ってくることが考えられます。難民で怖いのが武装難民です。実際に、紛争地域の難民の中には武装難民が紛れ込んでいた事例があります。日本に難民が大量に押し寄せた際には、武装難民の危険性に対応する必要があるのです。
危険性だけではない深刻な事態
実は、北朝鮮の木造船が漂着する問題は危険性だけでなく、ある深刻な事態となっているのです。深刻な事態とは、木造船の処分についてです。日本に漂着した木造船は、各自治体がゴミとして処分する方向となっています。海上保安庁は漂着した北朝鮮の木造船を海岸漂着物として判断しています。そして、木造船の所有者が名乗り上げる可能性はほとんどありません。その結果、各自治体が処分する必要があるのです。これにより、自治体は業務が増加し、処分費用も余分に必要になるのです。ちなみに、処分費用は国に補助申請することで、自治体の自己負担は4%となります。しかし、この処分費用は言わば税金であり、北朝鮮の木造船が漂着することで無駄な税金が使われているのです。
このように、北朝鮮の木造船が日本に漂着することで危険性があり、深刻な事態となりつつあることがわかったと思います。国会でも取り上げられている問題だけに、今後どんな対策をしていくのかに注目してみましょう。