ハロウィンジャンボ宝くじが発売されました!そもそも宝くじはいつから始まったの?
- 2018/10/07
- ライフスタイル・娯楽
- 352view
- 宝くじ/ロト/ナンバーズ
- ミニロト
- 宝くじ
- 情報
- 歴史
ハロウィンジャンボ宝くじが販売開始!
宝くじに夢を託しているオヤジも多いと思うのですが、今年はハロウィンジャンボ宝くじが発売されています。秋のジャンボ宝くじと言えば「オータムジャンボ宝くじ」のイメージですが、今年2018年は「ハロウィンジャンボ宝くじ」と銘打って販売されています。
ジャンボ宝くじにも色々ありますが、時代の流れで名前も変わるのでしょう。そこで気になるのが、そもそも宝くじっていつからスタートしたのかです。今回は、宝くじはいつから始まったのかなど、宝くじの歴史を中心に紹介していきます。
宝くじはいつ始まった?
日本における宝くじの歴史をひも解くとルーツは、江戸時代初期の寛永元年(1624年)まで遡ります。摂津国(現:大阪府)の箕面山瀧安寺によって、宝くじ(当時は「富くじ」)は始まったとされているのです。
箕面山瀧安寺では、正月に元旦から7日までに参拝した男女に自分の名前を書いた木札を収めてもらい、7日にその木札を利用して3人を選びだして、3人の当選者にはお守りを授けていたとされています。
これが宝くじの起源とされているのですが、徐々にその形態が変化していきます。その結果、お金が絡むようになり、富くじはどんどん広がっていったのです。ちなみに、幕府は当初富くじ禁止令を出していたのですが、財政難の幕府は寺社などに修理費用を援助することができませんでした。そのため、富くじの販売を許可し、結果的に幕府公認の富くじがスタートしたのです。
宝くじがない時代!
江戸時代にスタートした宝くじ(富くじ)ですが、天保13年(1842年)の天保の改革によって禁止されることになります。せっかく幕府公認だったものが、無くなってしまったのです。その後、長らく富くじが販売されることはありません。
結局、天保13年以降は江戸時代に販売されることはなく、明治になっても禁止されたままでした。その後、昭和になるまで宝くじが販売されることはなかったのです。
宝くじの本格的なスタート!
昭和20年(1945年)に、政府は軍事費調達のため、富くじ「勝札」を発売して再び宝くじが始まったのです。しかし、抽選日をまたずに終戦となってしまい、「負札」と呼ばれるようになったのです。そしてついに、「宝くじ」と呼ばれるようになります。同年10月に日本政府は、浮動購買力吸収を目的にした「宝くじ」を販売することにしたのです。
さらに、戦争によって荒廃した地方自治体の復興資金調達のために、各都道府県が独自で宝くじを発売できるようにしました。その後、昭和29年(1954年)に政府による宝くじは廃止され、地方自治体が独自もしくは共同で販売する宝くじが残り、今に至っているのです。
ジャンボ宝くじや数字選択式宝くじはいつ?
ジャンボ宝くじが名称として使われるようになったのは、昭和54年(1979年)の「サマージャンボ宝くじ」からとのことです。マスコミが「ジャンボ」という言葉を使うようになり、愛称として有名になったことで、ジャンボ宝くじと呼ばれるようになったのです。
また、数字選択式宝くじは平成6年(1994年)に「ナンバーズ」がスタートしています。そして、平成11年(1999年)に「ミニロト」が開始されており、比較的に新しい宝くじと言えるのです。
ちなみに、今発売のハロウィンジャンボ宝くじは?
今回は、宝くじがいつ始まったのかなどの歴史を紹介してきました。宝くじのルーツは、江戸時代にあったのです。そして、色々あって現代まで生き残っているのです。
最後に、発売されているハロウィンジャンボ宝くじの情報を少し紹介しておきましょう。ハロウィンジャンボ宝くじは、「ハロウィンジャンボ宝くじ」「ハロウィンジャンボ宝くじミニ」の2種類があります。
発売期間は10月1日~23日までとなっており、抽選日は10月30日です。ぜひ、今年の秋はハロウィンジャンボ宝くじに夢を託してみてください。