今日からできる?! 会社で役に立つオヤジを「演じる」方法
- 2018/03/17
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役に立つオヤジを「演じる」ことはできないが
……しかし、自他共認めるオヤジになってみると色々と気がつくことが多いものですね。
痛感しているのは、自身の成長のなさ。そして、自身の不甲斐なさにうんざりすることもしばしば。「使えねえなあ」とか「役に立たねえなあ」とか……影で色々といわれているんだろうなと思う犬助です。
ならば、実際になれないとしても役に立つオヤジを「演じる」ことができるか? というと、これもなかなか難しいもの。演じるなんて付け焼き刃でしかありませんから、すぐにメッキはハゲるもので、ハゲた後の自身など想像するのも恐ろしいものです。
ならばどうするのか? そんな場合は開き直るしかありません。
開き直って、自身が役に立つジャンルと役に立たないジャンルを一度仕分けしてみるのです。
自身を客観化するために「職務経歴書」を作成する
この仕分けに役立つのが「職務経歴書」、そう、転職の時に必須とされているアイテムですね。
その書き方については様々な本が出版されていますし、詳しく述べられているWebサイトも多数ありますから、それを参考にしてください。
そして転職をする、しないにかかわらず、一度、職務経歴書を書き上げてみることをおすすめします。
これではっきりするのが、自分がオールマイティで役に立つのは難しいということ。
一方で、このジャンルでなら役に立つと言い切れるものを見つけることができるでしょう。
ならば、不得意なジャンルにはこの際目をつむり、会社で自分が貢献しているジャンルだけにスポットを当てましょう。そして、そこだけに尽力する!! これしかありません。
職務経歴書の作成は、自身の強みと弱みを客観化して把握するのに役に立ちます。
若い連中ならば知りません、でもオヤジと呼ばれる連中がすべきことは強みのみを伸ばすこと、そして、そのジャンルで会社に貢献する、役に立つことです。
演じるのではなく、実際に役に立つ様に見えるのだ
このことで、何が起こるか? まず、自分に自信が付くのです。そして自信がある人間は役に立つ様に「見える」もの……気が付くと「演じる」わけでもなく、役に立つであろうオヤジになっているのです。
実際に全ての面で役に立つ必要はない、ただ一部のジャンルであったとしても、役に立つ部分が目立ちますから、同じ言葉を発しても重みが違ってくるもの。
「ああ、それムリだから」
役に立つ様に見えるオヤジが発すると、間違った方向に進もうとしている集団に歯止めをかけているかのごとく響くもの。
一方で、役に立たないという目で見られがりなオヤジが発すると、単に自分にはこなせないというネガティブな意味合いしか持たなくなってきます。
自己分析した強みをさらに磨くこと
会社に属している以上、それなりに貢献したいと願っていることは誰もが同じだと思います。
では明日から役に立つスーパーマンと化して、全てのジャンルで活躍するというのはどだい無理な話なのです。
ならば、自分が得意なジャンルで役に立ち、会社での存在感を大きくするという方法しかありませんし、そのことにより、全ての面で役に立つオヤジを演じることもできるのです。いや、演じずとも演じていることになるのです。
ですから、今すぐ何をしなければならいのか? というと職務経歴書を作成し、自身の強みと弱みを把握する。そして、強みのみに特化したキャラクターになり、特定のジャンルだけでも構わないので自信にあふれたキャラクターを確立するのです。
後は、周りが勝手にやってくれること。いつの間にか役に立つとか、頼りになるとか、そんな評判が立つに違いありません。
……え? じゃあ、犬助はさぞかし、役に立つキャラクターを会社で確立しているんでしょうね? みたいに聞かれると、正直難しいものです。しかし、このジャンルならば犬助へ!! というキャラクターは確立済み。後は、時間が解決してくれるはずと信じて、特定のジャンルを磨き続けるしかないと思うのですが、いかがでしょうか。