2045年問題 シンギュラリティ(技術的特異点)で訪れるIoT時代とは

  • 2018/01/14
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2045年問題とシンギュラリティを解説する

2045年問題とシンギュラリティを解説する
シンギュラリティなる言葉を聞いたことのある人はまだまだ少ないでしょう。
和訳すれば、技術的特異点となるのですが、それでもまだまだ意味不明ではないでしょうか。
これは今、盛んに取り上げられている人工知能に関連したことなのです。
この先、人工知能の技術が進歩することによって、人間の生活は大きく変わることが想像されています。
既に囲碁や将棋では、学習しながら能力をアップさせる人工知能に勝てる人間はいなくなるとさえ言われています。
人工知能は徐々にではありますが、人間の生活を一新させようとしているところです。
そしてその変化速度はアップし、そして2045年に変化速度の限界に達するのではないかと言うのが2045年問題なのです。
それは数学で言うところの無限大を示す特異点のようにも見えるために技術的特異点とネーミングされています。
でもこんな30年近くも先の話を俄かに言われても、だからどうしたのかと現代人にピンと来ることでも無いでしょう。
ですが割と知られつつあるIoTとの関連性を考察してみると、その問題も実感しやすくなるはずです。

 

IoTとは

IoTとは
シンギュラリティを語るにあたって、現実的にわかりやすいことにIoTの進化があります。
IoTとはInternet of Thingsのことで、即ちモノのインターネットです。
インターネットと言ってもIT業界の話だけではなく、あらゆるビジネスに通じる話なのです。
モノから得られる情報を使って、モノの管理をすることにより、効率の良い商品の在庫管理などのマーケティングに反映させられるのです。
例えば、飲料の自動販売機で販売される飲料の種類、数量、時期、時間帯などをデータ化することによって、設置するべき飲料を的確に把握出来るようになるのです。
例えば、クリスマス商戦で売れ残って処分するケーキの数も減らせます。
天気予報を分析して、期待出来る客数を想定した人員の対応や商品のラインアップなどもフレキシビルに正確にこなしてもらえればこんな有難いこともないでしょう。
その判断も人工知能に行ってもらえば、人はそれに従っているだけで最高の商売が期待出来ることになるのです。
まさに自由主義経済の柱に居座ることになるのも目に見えてくるでしょう。

 

人間がついていける技術であるか

人間がついていける技術であるか
人工知能の発達により効率の良い経済社会が成り立てば、それは期待するべきことではあります。
しかし、その変化速度についていけない人間が、どれだけ現れどのようなリアクションを示すことになるのかが危惧されているのです。
あまりに自動的で高速化した社会によって、それまで恵まれた経済環境にあった人でもあっと言う間にその環境は変化してしまいかねないのです。
貧富の差も現代の日本は、以前の日本より格差の広がりが問題になっていますが、その頃には今でも考えられないほどに広がりかねないのです。
これをどのようにコントロールすれば、落ち着いた社会を維持させられるのか、その研究も既に始められようとしているのです。
IoTが普及すれば、必ずしもいいことばかりでもありません。
それはインターネット社会がいろいろな問題を引き起こしているのと同じようなものです。
IoTに対応出来ない企業だってたくさんあるはずですが、一気にIoTが進んでしまえばたちどころに社会から放置されてしまう恐れがあります。
あらゆる情報がデータ化されて利用されるためにプライバシーさえ流通の対象にもなってしまうかもしれないのです。
IoTのメリットばかりに目を向けて突っ走らずに、想像される諸問題点を一つずつ研究しクリアしてこそ始めて期待するべき時代がIoT時代なのです。

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