買ったばかりで消えるとか言わないで!iPad9.7インチがたどる運命

  • 2019/01/19
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  • のりき 夢丸
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連戦連勝の謎ツイートがiPadの運命を示唆した

連戦連勝の謎ツイートがiPadの運命を示唆した
新年セールでiPadの廉価版とApple pencilを手にし、さてこれからプレゼンやメモ取りにどしどし使うぞ、と張り切ったのもつかの間。
あるツイッターのアカウントが「将来は消えるだろうね、9.7インチiPadは」とつぶやいたから、さあ大変。

Apple公式でもなんでもない、今までにたった6回しかつぶやいていないこの謎アカウントがなぜそんなに注目されるのかと言えば、ズバリ「的中率100%」だから。

しかも今まで「今度新しいiPhoneが出るよ」とかそういうありきたりの予想ではなく、高速充電器は付属しないとか、新型iPhoneの本体底の穴の数を当ててみせたりと、「え、そこですか?」というニッチな情報を寸分の狂いもなく突いてくる。

これはおそらく「中の人」の仕業だろうと見られているのだが、だからこそ今度の「9.7インチiPadは消える」発言も現実味を帯びるわけで。

iPadを買ったばかりのオジサンに冷や水を浴びせるこのツイート。
はてさて本当なのだろうか。

 

iPad9.7インチが消える理由を考えてみた

今回の謎ツイートは2つの内容を含んでいた。
ひとつは「iPad9.7インチが消える」こと。
そしてもうひとつは「iPad miniは死んでいないよ」ということだ。

つまりiPadよりも忘れられた存在のはずのiPad miniが実は生き残る製品で、これによりiPadたちそれぞれの製品サイズ間隔が広がることに気がつく。

iPad mini 7.9インチ
iPadPro 10.5 11 12.9インチ

9.7インチは、それ単独ならばどの用途にも中間的に当てはまる便利なサイズである一方、実用性や紙のノートとのサイズ比較でいくと本気使いにはやや小さい感も否めない。

iPad新登場!にはいいサイズだったが、みなさんどんどん使ってねという時代には少し中途半端なのだ。

となるとおそらくiPad Proからももう一種、かぶり気味のサイズが消えると思われ、将来的には約2〜3インチずつの間隔でiPad mini、iPad Pro2機種の3機種体制に移行すると考えるのが自然だ。

もうひとつは重量感の問題だ。

iPadは総じて画面が大きい製品の方が重い(一部逆転もあり)ことは常識だが、その重量の感じ方は画面の大きさとあまり比例しないことはご存じだろうか。

つまり同じ1キロでも、鉄の球を持つのと、面積の広い段ボールを持つのとでは手や腕に感じる重量感が全く違うのだ。

Appleストア等で実際に製品を持ち比べるとよくわかるが、重いはずの12.9インチiPadでも、手からはみ出す部分が多いせいなのか、重量が外へ外へと逃げる感じで、そこまでは重みを感じない。

反対に一番軽いはずのiPad miniは手にずっしりとくる感触があり、これは持ち比べても本当に不思議な感触としかいいようがない。

iPad9.7インチは10.5インチより多少重く、また厚さは断然10.5インチの方が薄いこともあって、余計にずっしり感がある。
プロダクツとしてスタイリッシュなのは当然10.5インチであり、腕に抱えてもいいよという人なら、12.9インチもまんざら悪い選択ではなくなる。

 

ごくろうさま、9.7インチくん

百発百中ツイートがそう言っているからではないが、iPadはそろそろ整理整頓の時期に入ったのだろう。
「mini」とか「Air」とかいうのはあくまで「大きさや軽さ」の強調名であり、本流は「無印」や「Pro」といったスペック、用途の強調名でなければならない。

その意味では(おそらくだが)miniとProという大きさと用途の混じった呼び名が以後も残るとは考えにくい。よって

mini 7.9インチ
無印 11インチ
Pro 12.9インチ
あるいはPro→X、MAXといった最近の流儀をあてはめることになるのではないか。

買ったばかりで降ってわいた「9.7インチさようなら」事件だが、最後の(はずの)9.7インチ版は大切に使わせてもらうことにしよう。

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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