中古の一戸建てを購入する時に気をつけたいこと

  • 2016/07/28
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新築が難しいなら中古があるじゃない

愛する奥さんや子供たちのため、あるいは自分のために「いつかは庭付きの一戸建て!」と考える男性は多いでしょう。けれども家は人生で一番大きな買い物です。おいそれと希望が叶うわけではありません。特に新築で購入するなら入念な資金計画が欠かせないでしょう。それでも予算が不足して妥協しなければいけない場合もあるのです。

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そこで中古の一戸建てを購入するという選択肢があります。新築よりも安価であり、その分だけ住む場所や広さにこだわれます。現在の日本は空き室率が2割以上と言われています。探せば手入れの行き届いた、状態の良い物件を見つけられるかもしれません。リフォームして自分の思い通りに改装する家族も増えています。

 

耐震性を重視するなら築35年以内の物件を

ただし、中古物件は建設されてから年数が経っており、何らかの問題を抱えている可能性があります。例えば築年数です。古いほど耐震性や断熱、防音効果は新築物件よりも劣ります。特に耐震性は1981年と2000年に建築基準が変更されています。最低でも築35年以内、できれば15年以内の建物が望ましいでしょう。

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将来かかる費用を知るために住宅検査は必須

建物の劣化具合は表面で見るだけでは分かりづらいものです。いざリフォームして内装だけ新しくしようと考えても、家本体の状態が悪ければ長く住めません。結局すぐに建て替えが必要になって、新築を購入するのと同じくらいかそれ以上の出費が発生する場合もあります。

最近では「ホームインスペクション」と言って、一級建築士が住宅検査をしてくれるサービスがあります。建物の不具合が分かると同時に、将来的に発生する補修やリフォームにかかる費用も概算してくれます。自社で用意している不動産業者もありますが、中立性を保つためにも第三者に依頼した方が間違いありません。

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あまりにも安い物件は考えもの

また、建物が違法に作られていたり、法改正で基準が変わると、増改築の際に従来より狭い面積にしなければいけない可能性もあります。検査済証が交付されているかを確認して、現在ならどれくらいの家を建てられるのか、建築の専門家に相談した方が安心です。

こうした問題のある物件は、価格に反映されているものです。あまりにも安いからといって、簡単に飛びつかないように注意しましょう。

参考:
築年数と見た目の印象だけで中古住宅を判断してはいけない|中古住宅購入のチェックポイント
中古住宅購入の際に注意したいポイントとは? | 住まいのお役立ち情報【HOME’S】
中古一戸建てのチェックポイント | 住まいのお役立ち情報【HOME’S】
失敗例から学ぶ「中古住宅購入の注意点」
中古住宅購入の注意点 優良物件を見極める10のコツ

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