伝説の名にふさわしい「ピンク・フロイド」という衝撃【狂気】

  • 2018/08/02
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「70年代はアイドルに夢中だったなぁ…」そんなオヤジにこそ聴いてほしい!

「70年代はアイドルに夢中だったなぁ…」そんなオヤジにこそ聴いてほしい!

「ピンク・フロイド」をリアルタイムで追っていたオヤジは、自他共に認める音楽好きではないでしょうか。
ピンク・フロイドは1970年代の5大プログレッシブロック・バンドの1つとして数えられており、総売上はなんと2憶3,000万枚にも及びます。
「ピンク・フロイドってどんなバンドだっけ…?」と思い出せないオヤジも、今宵はピンク・フロイドを流しながら一杯やりましょう!

 

ローリング・ストーンズをコピーしていた時代も

ローリング・ストーンズをコピーしていた時代も

ピンク・フロイドといえば、独特の浮遊感と倦怠感、そして幻想的なサウンドが特徴です。
テクニックを前面に押し出すような技巧派ではないものの、哲学や文学を感じさせる歌詞が合わさった、唯一無二の世界観を形成。
ライブでの壮大な演出は「美しい」の一言で終わらせない、一種の「恐ろしさ」を秘めています。

伝説のバンドといっても過言ではないピンク・フロイドですが、意外なことにも、結成当初はローリング・ストーンズやザ・フー、ブルースなどをコピーしていました。
これは、ピンク・フロイドとしてEMIと契約を結ぶ前のいわゆる「黎明期」の話。
最初から「これぞ、ピンク・フロイド!」という世界観が形成されていたのではなく、王道のコピーから即興演奏、ライトショーなどをして、試行錯誤していた時代があったのです。

 

デビュー曲が「下着ドロボー」!?

ピンク・フロイドの歴史を紐解く上で欠かせない1曲といえば、1967年発売のデビューシングル「アーノルド・レーン」です。
同曲は、ある問題を抱えていたのですが、全英20位とまずまずヒット!

問題となったのは、歌詞の内容です。
アーノルド・レーンという男は、女性の下着を盗む趣味があり、刑務所行きになる―――という、なかなかパンチのきいた歌詞。
残念なことに「倫理的に問題がある」とみなされ、ラジオ・ロンドンでは放送禁止になってしまったのです。

しかしながら、新鮮なサウンドで注目を浴び、ピンク・フロイドの存在を世に知らしめる起爆剤になったのは間違いないでしょう。

■Arnold Layne

同曲とセカンドシングルを手掛けたボーカル兼ギターのシド・バレットは、薬物中毒と精神病で1968年にバンドを脱退。
斬新なサウンドを生み出したイケメンであり、デヴィッド・ボウイやマーク・ボランらに影響を与えたことでも知られています。

 

発売から45周年を迎えた「狂気」

発売から45周年を迎えた「狂気」

ピンク・フロイドは数々の名盤を世に放っていますが、特筆すべきは1973年3月1日発売のアルバム「狂気(The Dark Side of the Moon)」でしょう。
全世界で大ヒットとなり、日本でもオリコンチャートで2位を獲得しました。

1973年の日本といえば、郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹が「新御三家」と呼ばれるようになったころ。
山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、キャンディーズ、フィンガー5らのデビューも、この年です。
アイドル全盛期ともいえる日本で2位に食い込めたのは、世界中が無視できない超名盤だからこそでしょう。

その名の通り、人間の「狂気」をテーマにした同アルバムは、2018年で発売45周年を迎えました。
発売から15年間、741週にもわたって全米アルバムチャートにランクインし、全世界での総売上は5,000万枚以上に及びます。
この売上枚数は、マイケル・ジャクソンの「スリラー」に次ぐ大記録です。

狂気の名にふさわしい、心の奥に訴えかけてくる曲の数々。
曲と曲がつながった1つの作品になっているため、最初から最後まで通して聴きたい1枚です。

■Us And Them

胸の奥から、言葉では表せない何かが湧き出てくる―――そんな1曲ではないでしょうか。

1970年代はアイドルに夢中だったオヤジも、今ならピンク・フロイドの良さがわかるかもしれません。
まずは名盤中の名盤である「狂気」を聴いて、音楽の素晴らしさを噛みしめませんか。

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