帰省する・される方もブルー?魔の盆と正月を乗り切る方法はこれだ!

  • 2018/08/15
  • ライフスタイル・娯楽
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今年もお盆のシーズンがやってきた。

帰省する人、出迎える親族一同が、久々の再会に心躍らせているかといえば、答えは『NO』である。
今時、親族同士の連絡など、LINEでグループを作っておけば、秒速でお互いの近況を把握する事も出来る。

たまに帰ってきて元気な顔を見せればどうなのという『昭和な台詞』をいう親族が一人でも居ると、黙っててくれないかな~と思うのがオヤジ世代の常だ。

この様な、お盆・正月帰省ブルー症候群を乗り切る為には、どうすれば良いのだろうか?

 

帰省ラッシュは、高度経済成長期が生み出した

先祖の霊を弔う為に、国中の人間が同時期に帰省するのは、日本と韓国だけである。
父親の墓のあるお寺の住職他、いくつかの寺の住職に聞くと、武家や公家はともかく、庶民のお墓ができ、弔いという概念ができたのは明治初期。

帰省ラッシュは、高度経済成長期が生み出した

お盆と正月一斉帰省で親族集合というのは、高度経済成長期で根付いたものでは、というのだ。
『お盆に帰省して、親族が集まる』というのは、こんな事をいうのもナンだが、現代社会にマッチしていない。

今の時代、30代後半~40代の4人に1人は未婚、3組に1組は離婚、家庭内別居を合わせると、2組に1組が、結婚していても不仲という事になる。

そんな中、お盆と正月、先祖の霊を弔うという体裁の元に、ニコニコして夫の親族のド田舎の家に妻も妻の親族も大集合というのは、不自然な話なのだ。

家族全員で帰省するお金があれば、海外旅行に行けると思っている家族もいるだろうし、
孫や、甥っ子姪っ子を迎えるオヤジたちも、親族の世話をするぐらいなら、自分たちがゆっくりしたいと思うだろう。

帰省ラッシュは、高度経済成長期が生み出した

シングルの親族の場合、一人だけ親族の中で結婚していなければ、無神経な親族に子供と一緒の姿を見せつけられるだけで、ムダ金を使って帰省した気分になるのは、言うまでもない。

とにかく帰省ラッシュは、帰省する側、される側、どちらのニーズにも合ってないのだ。
オヤジ世代は、帰省する側は経験済みだろうし、年代によっては、される側も経験済みの人もいるだろう。

では、現代にマッチしない帰省ラッシュ、どの様にすれば解消できるだろうか。

 

謝罪は高度なテクニックと人間性が求められる

帰省ラッシュを回避する為には、親族全員が、帰省ラッシュをブルーに思っているのか、そうでないのか、把握する必要がある。

一人でも、お盆の帰省や、帰省そのものを、お祭りやイベントとカン違いしている人間がいたとすれば、その人を封じ込まないといけないからだ。

謝罪は高度なテクニックと人間性が求められる

その為に、前もって親族一同に、個別に『お盆や正月に帰省する事は、あなたにとってなぜなのか』を聞いておく。
子供の意見(小学生)の意見は除外する。
なぜ除外するかというと、

1:親族の誰かが、お小遣いをくれるから
2:親族の誰かが、遊びに連れて行ってくれるから
3:パパやママが奢ってくれない所でも、ごちそうしてくれるから

…という邪推が、子供の口から出てくるからだ。
おねだり目的で来る、子供の意見は、この際省く。

お盆と正月に、大人の親族が帰省する理由は、以下の三つに分かれる

1:子供にねだられる
2:親族の誰かに頭があがらない、もしくは義理
3:本人が、お盆と正月は一大イベントだと思っている

2の場合は、仕方がない。
家を建てる際に、親族の誰かに頭金を負担して貰った、教育ローンを立て替えてもらったなどの理由で、義理の父親に頭が上がらず、盆と正月にお礼参りを兼ねた墓参りに行く人が、これにあたる。

謝罪は高度なテクニックと人間性が求められる

1の場合は、親が同伴するのは小学校中学年までにする。
おねだり目的がいかにダメかという事を教える為でもある。

要注意なのは、3である。
親族から離れて暮らしている独り者のオヤジ世代に多く、お盆と正月は、頼まれてもいないのに帰ってくる。

お盆はお墓詣りが鉄則、その後は家で仕出し料理を取って大広間で皆でワイワイ食べて、翌日は甥っ子姪っ子を海水浴につれていくのが黄金パターンと思い込んでいるコドモオヤジだ。

謝罪は高度なテクニックと人間性が求められる

一見面倒見がいい無害なタイプに見えるが、子供と一緒にはしゃぎたい『こどもおじさん』な上『お盆は家族で楽しむべき』という昭和な概念も持ち合わせているので、周りが振り回されてしまう。

ではこの様なタイプも回避して、親族一同が、丸くおさまる為にはどうすればよいのだろうか。

 

田舎の親戚は、都会のホテルに呼ぶ

お盆の帰省ラッシュは、お盆に日本中の大半の人が固まるからラッシュになるのだ。
逆の発想をすればよいことになる。

親族が田舎にいて、あなたが都心部にいるのであれば、都心部の交通の便が良いホテルを借りればよい。
親族は観光がてら来れるはずだし、ホテルのサービスを受けることができるので、気兼ねすることもない。
顔だけ見るという目的を果たすのであれば、それで満足できるだろう。

田舎の親戚は、都会のホテルに呼ぶ

私は、東京に2人のオヤジ予備軍にさしかかった従兄がいる。
私を含め3人とも恥ずかしい話ながら独身で、上の従兄に至っては、あまりに音信不通ぶりに、『稼いで犯罪さえ起こさなければいい』ぐらいに思われているぐらいだ。

3人とも不定期な仕事なので、お盆正月休めない事から、お盆正月の帰省は避けるようにした。

現在、私が親族の墓参りや看取りを引き受け、2人の従兄には好きな様にさせて、法事の時だけ、どちらかに参列して貰っている。
従兄が来るときは、駅の近くの利便性の高いホテルを取ってもらう。

田舎の親戚は、都会のホテルに呼ぶ

最低限の連絡を取り合うだけで、お互いうるさい事は一切言わない、聞かない、元気であればそれでいい。
そういうスタンスを取り、周りの親族もほとんどが従ってきた。

いかがだろうか。
親族をお盆や正月に家に集めるのは、現代にはそぐわない。
帰省ブルーを取り除く為には、お互いの仕事や生き方を反映しなければいけないという事も頭に入れておこう。

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