狭い部屋を広く使うにはたった2つルールを守れば解決する
- 2017/04/19
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狭い部屋が散らかる原因
思い切った模様替えや大掃除をした後はとてもキレイに片付いているのに、3日も経てばすぐに元通りの散らかった部屋に戻ってしまうという人は、ひょっとして「部屋が散らかるのは狭いからだ」と誤解していないでしょうか?
確かに、部屋が広ければ、その分だけスペースが余るため、理屈としては「広い部屋は散らかりにくい」と言えるかもしれません。しかし、現実には、狭い部屋で散らかす人はどんなに広い部屋に引っ越しても結局は散らかします。その原因は、「物を増やすだけ増やして捨てない」ことに他なりません。ここでいう「モノ」には不用品などのゴミも含まれます。「不用品」という表現をしましたが、不用品の定義はその人の主観で変わります。部屋を片付けられない人は、同時に「捨てられない人」でもあるパターンが多い様です。
実は、突き詰めていくと、片付いた状態をキープするための基本ルールは2つしかありません。
1、物の数量上限を決めておく
その一つが、「モノの数量上限を決めておく」というものです。部屋に限らず、会社のデスク周りなど、片付けられない人は所持するモノの総数を把握していない場合が多く、部屋にある全ての所有物に数量の上限を決めることで大半は解決します。
とは言え、いきなり全てに数量上限を設けることは難しいため、優先順位として「洋服」などから適用していくのが良いでしょう。ミニマリストブームのきっかけともなった書籍の一つで、「フランス人は服を10着しか持たない」というタイトルがありますが、限られた数量でやり繰りする習慣が身につけば、モノの総量を把握することも簡単です。
2、物の定位置を決めておく
また、よく主婦向けの週刊誌で見る「お片付け特集」などでは、「使ったらすぐにしまう習慣を」といった内容が書かれています。しかし、この「使ったらしまう」という行為が生活に根付かないのは、「モノの収納場所が決まっていない」ということが原因だったりします。収納場所が決まっていなければ、テーブルの上に放置したままになったり、床に物を置いてしまう人は、床に物が散乱し、散らかり具合に拍車をかけます。物の定位置を決めるためには、テプラなどのシールでラベリングする方法が有効です。大掃除の際に、いくら「よし、これからはここに○○を入れておこう」「この引き出しは〇〇入れにしよう」と決めても、ほとんどの人はすぐに忘れてしまい、結局は「あれ、これはどこにしまうんだっけ」と分からなくなり、再び、元の散らかった状態へと逆戻りしてしまいます。「収納場所にラベルを貼る」ことは、片付いた部屋をキープする上で、最も重要なことかもしれません。
断捨離が無理ならレンタルコンテナという選択肢も
いくら「捨てることが大事」と言われても、趣味のコレクションやどうしても捨てられないモノは当然あるでしょう。そんな場合、自宅に近いレンタルコンテナを倉庫代わりに利用するという選択肢もあります。断捨離が出来るに越したことはありませんが、捨てられないものは月額費用の発生するレンタルコンテナに保管すれば「コストをかけてまで維持したいモノかどうか」という自問自答をする機会ともなるため、オススメです。