車のメーターパネルに見慣れない警告灯が!その意味と種類を紹介!

  • 2018/08/01
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  • アントニオ犬助
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赤なら緊急、でも黄色なら大丈夫

赤なら緊急、でも黄色なら大丈夫
「赤色のランプが点灯したなら、すぐに車を停めて助けを呼ぶこと」
その昔、私・アントニオ犬助が馴染みの車屋さんのメカニックに教えてもらったことです。

これが起こったのは友人の車を訳あって運転していたときのこと。
メーターパネルに見慣れない警告灯(チェックランプ)が点灯していることに気が付きあわてて、件のメカニックさんに電話しました。そこで、まずたずねられたのが「どんな色の警告灯が、どんな形で点灯しているか?」ということ。

「黄色、この形はエンジンかなあ?」と伝えると「ああ、それなら緊急事態ではないから大丈夫。そのまま運転していていいよ」と、聞かれされてホッと胸をなでおろしたもの。
だって、友人の車を壊したとあっては大変です。その後に、冒頭の言葉が続いたのでした。

「多分、O2(オーツー)センサーの不具合だわ。ディーラーで見てもらって」
友人の話によると、やはり警告灯がついた原因は予想の通りO2センサー、急を要する修理ではなかったとか。
メーターパネルに見慣れない警告灯がつくのは不安なものですが、色が黄色ならば大丈夫ということです。

 

魔法のランプが赤く光っていたならば?

魔法のランプが赤く光っていたならば
ちなみにO2センサーとは、排気ガス内の酸素濃度をチェックするもの。
これが故障しても、せいぜい燃費が悪くなるぐらい。だから「黄色」での点灯だったということです。

しかし、これが赤色だったらもう大変。
例えば「アラジンの魔法のランプ」状の警告灯、これは口のところから液体が垂れていることでも想像できる通り、エンジン・オイルの状態、特に油圧を示すもの。
「ああ、そういやエンジンオイルの交換を最近していなかったな」などと、のん気に構えていてはいけません。

これは「オイルの量に見過ごせない異常がある」というサイン。
「そのまま走り続けているとエンジンが焼き付いてしまい、高額な修理料金がかかるから車をすぐに停めろ!!」というサインなのです。
ですから、すぐに車を停めてJAFでも何でもいいから助けを呼ぶ必要があるのです。

 

水温計、バッテリ、他にも色々あるのです

後は、寒い日によく点灯している「温度計」状の警告灯。この場合の点灯は青色のはずで、エンジンが温まってくると消えてしまうもの、何ら気にする必要がありません。
しかし大ごととなるのは、やはり赤色で点灯しているケース。これはエンジンの冷却水の温度が異常という意味。オーバーヒートしてしまう可能性がありますから、路肩などに車を停めて助けを呼びましょう。

また「バッテリ」状の警告灯は電圧の異常を示すもの。
原因がオルタネータ(発電機)の故障だったなら、車が走れるのはバッテリの残量まで。突然、道の真ん中で停車する可能性もありますから、こちらも助けを呼ばなくてはいけません。

 

警告灯の基本「だけ」は、きっちり押さえておきましょう

警告灯の基本「だけ」は、きっちり押さえておきましょう
ドアが開いているとか、サイドブレーキがかかり放しになっているとか。
他にもメーターパネルには、色々な警告灯があり「ドキッ!!」とさせてくれるもの。見慣れない警告灯の場合なら、自動車に積みっぱなしになっているであろう取扱説明書を参照すれば、その原因と対処法は一通り述べられているものなのです。

しかし、そんなことが起こるのは運転中。いちいち取説と首っ引きになっていられません。
ならば単純な話「黄色は注意、赤は緊急事態」とだけ覚えておきましょう。そして、赤ならばいち早く車を停止させましょう。

そういえば……「赤色の温度計の警告灯が点いた=ラジエターの不調」という中途半端な知識から、冷却水の温度を下げることを目的にラジエターキャップをゆるめてしまった大馬鹿野郎がいるという話を聞きました。

結果は予想されている通り、高圧・高温の蒸気を浴びて半身に大やけどを負ったとか。
犬助はこれほど「生兵法はケガの元」という言葉にピッタリと当てはまる事例を知りません。
車は使い方を間違えると殺人機械、このことを忘れないようにしたいですね。

この記事の作者

アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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