日産ノートが新車販売台数1位に輝く時代の電気自動車

  • 2018/07/13
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日産の首位は半世紀ぶりの快挙

2018年上半期における国内の登録車、新車販売台数でトップになったのは、日産の「ノート」でした。ノートといえば、日産を代表するハイブリッドカーとして日産を牽引するほどの人気に支えられています。

それだけに、ノートが新車販売台数でトップに立ったこと自体は十分に納得できることです。また。トヨタのプリウスはかなり普及しており、ここらで日産といった感じになったのかもしれません。

日産の首位は半世紀ぶりの快挙
ただ、驚くべきことは、日産車がトップに立つのは、48年前の「サニー」以来のことだという点です。サニーといえば、これまた日産を代表する大衆車として全国的にヒットした車種でした。いまでは、その名も消えてしまいましたが、子どもの頃に親が運転するサニーに乗ったり、大人になってサニーを運転したりしたオヤジも多いことでしょう。

さて、第一位に輝いたノートの販売台数は7万3380台で、第二位に入ったトヨタの「アクア」6万6144台を大きく引き離しています。さらに、第三位にはトヨタのプリウスが6万4019台で続いており、トヨタの堅調ぶりも目立っています。

このトヨタ2車種を合わせれば、13万163台にもなるわけで、おそるべしトヨタといったところでしょう。

そして、トップ3がすべてハイブリッドカーであることも注目に値します。また、第4位にもe-POWERモデルが登場している日産セレナがランクイン。ガソリンエンジン車にこれといった車種がないというもの要因なのかもしれません。だとすれば、メーカー事態が脱ガソリンエンジン車を推し進めていることは間違いないという結論に達します。

もちろん、そんなことは時代の要請だから当たり前といってしまえばそれまでのこと。しかし、価格的な面からも、ガソリンエンジン車の重要が根強いことも事実としてあります。

ガソリンエンジン車の重要が根強い

 

どうなる電気自動車

今回、トヨタの牙城を切り崩し、日本には日産もあることを示す原動力となったのが、e-POWERです。日産独自のハイブリッド技術で、ノートだけでなくセレナなど他の車種へも拡大する傾向にあります。

そうなってくるとEV電気自動車はどうなるのかが気になるところです。日産の場合、電気自動車といえば「リーフ」で、いわゆる100%電気自動車として日本を代表する車種になっています。

ところが、日産の電気自動車としては、リーフとノートが一緒に並んでいるのです。カテゴリとしては、100%電気自動車とe-POWER搭載車の2種類の電気自動車となっています。たしかに、ハイブリッドカーとはいうものの、e-POWERは電気自動車と呼んでもおかしくない存在かもしれません。

しかし、そうであれば、EVの影が薄くなってしまうのではないかとの懸念があります。なにしろ、日本の電気自動車といえばリーフ、リーフしかないような状況です。このままe-POWERやトヨタ車をはじめとするハイブリッドカーの普及が進み、価格がこなれてくれば、あえて電気自動車にする必要もないだろうという空気が広がる可能性もあります。

それでも、ガソリンを一切使わないことがトレンドという時代はやってくるのかもしれませんが…。

どうなる電気自動車
登録車販売台数の5位以下には、フィット、ボクシー、シエンタ、ルーミー、フリード、ヴィッツが続きます。メーカーではトヨタとホンダが頑張っているカタチです。

10位までのメーカー別ランクイン数では、トヨタが6車種で圧倒的な存在感を示しており、日産とホンダが2車種ずつという結果に。その後もトヨタ、ホンダと続き、ようやく16位にSUBARUのインプレッサが顔を出します。

オヤジとしては、ハイブリッドにするか電気自動車にするかといっても、EVにはリーフしか選択肢がない状況です。そのリーフは第32位に入っていますが、販売台数は1万4586台で、上位3車種の1割にも満たない数字です。前年比では倍増という点が救いでしょうか。ということで、今後もハイブリッドの天下が続きそうですね。

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