車の内気循環と外気導入の正しい切り替えをしていますか?
- 2018/06/11
- ライフスタイル・娯楽
- 519view
- 自動車
- 日常
- 自動車
- 趣味
- 車
内気循環はスタンダードではある
車内は温度差の激しい環境にあります。
昨今は気温変動の激しい天候も増えていますからなおさらです。
そこで暑くなったら冷房全開にして、寒くなったら暖房全開にして一気に快適な環境にしようとしているばかりではないでしょうか。
そうでなければ、目的地に到着する頃にやっと空調が効き始めたりしてしまうからです。
ここで内気循環にするか外気導入にするかまで考えている人はあまりいないでしょう。
・空調入れるなら内気循環
これは言われてみれば当然ではあります。
室内でエアコンを入れる時に窓を閉めるのと同じことで、外気導入では窓を開けていることになります。
ただ車の場合は完全密室のような気密性は無く、隙間は持たせているようです。
そこで何気なく空調を入れることが多い車内では、とりあえず内気循環にしておけば間違いないのでそのまま手を付けない人も多いでしょう。
これによって短時間で効き目が表れるばかりか、燃費の向上にもなるのです。
・汚れた外気を取り込まない
内気循環は排気ガスや花粉、黄砂などを車内に入れさせない効果も甚大です。
特にトンネルに入る時に外気導入だったりすると排気ガスで苦しむことになります。
これは経験でわかっているでしょう。
でも仮に内気循環でトンネルをやり過ごしても、ある程度の隙間がありますので多少は排気ガスが車内に入って来ます。
そこでトンネルを脱したら必ず外気導入に切り替えるのが基本となります。
外気導入させるタイミング
これだけではベースは内気循環にしておくのは正しい選択のようです。
そこで外気導入を使うタイミングを正しくキャッチすることが問題になります。
・メーカーは外気導入をすすめている
しかし、マニュアルなど読んでみれば、通常は外気導入にしておくことをすすめている場合もあるようです。
そしてエアコンを入れる際や外気が汚染されている場合に、内気循環に切り替えるように言ってます。
・窓を開けても対応できる
外気を導入したくなったら、外気導入に切り替えるよりも窓を開けてしまうのが手っ取り早いと思っている人もいるでしょう。
確かに短時間で一気に空気の入れ替えができますので急ぎの場合はそうしますが、そうでなくてもちょっとだけ窓を開けて運転する人もいます。
外気導入のメリット
外気を導入すべき根拠は、一定の隙間こそあっても車の気密性の高さにあります。
外気によって救われることのメリットは、エアコンの快適さ以上に生命、健康に関わる大事な面もあるのです。
これが故にメーカーとしては推奨しない訳には行かないのです。
・空気を新鮮にする
車内を閉鎖しておくと次第に酸素が減ってきます。
これは長い時間、続くと人は眠たくなってくるのです。
居眠り運転は正面衝突などの重大事故発生原因になっています。
確かにちょっと窓を開けただけで目が覚めたことがあるのではないでしょうか。
・カビを防ぐ
部屋を閉めたままにしておくと臭いもこもりますし、カビの心配もすることになるのと同じことです。
そして何よりもエアコンそのものにカビの恐れが最も高いのです。
これを放置していれば、車内でカビを大量に吸い込むのが日常のことになってしまいます。
ケースバイケースにやりくりするのがベストパフォーマンス
結局はマニュアル通りの外気導入派でも現実的な内気循環派でも、それぞれにもっともらしい使い方があるようです。
これらを総合的に判断してその時々の状況に応じ、タイミング良く切り替えられるのが大人の操作テクニックと言えそうです。
普段はあまり気にしない切り替えレバーでしょう。
そのレバー位置が今、内気循環になっているのか外気導入になっているのか、習慣として意識していればそれも可能となりやすいはずです。