オヤジも大好き復活!ホンダシビックタイプRの魅力 その歴史を伝えます!

  • 2018/05/14
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さてさて、前回のノーマルシビックから過激なシビックタイプRを紹介しましょう。現行モデルのタイプRはもちろん初代シビックから連綿と受け継がれる走りのスピリットの熱い歴史を紐解いてみましょう。

 

現行 シビック タイプR(10代目 2017年発売)

現行 シビック タイプR(10代目 2017年発売)
先代モデルのタイプRは、台数限定で「あ!」と言う間の完売でした。買い逃してしまったタイプRファンはかなり存在したのではないでしょうか。現行シビックでは、カタログモデルとして常にラインアップされていますので、貴方が欲しい時にすぐに手に入る便利さが7年振りに復活!しました。

セダンとハッチバックのノーマル仕様もかなりワイド&ローでしたが、タイプRではさらに走りの空力パーツが追加れてよりワイドなボディとなったのです。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4560×1870×1435mm。ノーマルボディよりもさらに70mmも幅広に。フロントマスクもタイプRには専用デザインとなってより精悍さがアップしています。ハッチバックボディの後ろには、かなり大きめのウイング。もちろんカッコよさだけでなく走行性能の向上にさせる空力デバイスの要に。

よりワイドなボディに
タイプRである、ホンダのエンブレムはもちろんレッドをあしらった赤バッチになっています。タイプRの証であるレッドの加飾がワンポイントに。

タイプRのレッドのワンポイントは、室内にも使われてレーシーな雰囲気を醸し出しています。レッドのワンポイントはシート・インパネ・シートベルトそしてステアリング。そしてステアリング中央にはタイプR用の証の赤バッチが誇らしげに。

インパネのスピードメーターにもレッドが使われてレーシーな雰囲気を盛り上げています。コンソールには、マニア心が揺さぶられるシリアルナンバープレート。

パーキングブレーキは、電動かされたため、ボタン操作で操作出来ます。発進時は、パーキングが自動解除される便利なホールドモード付です。

センターコンソールは、箱のティッシュが二つも入るほど。オヤジの好きなCDがいっぱい積んでおけます。

搭載エンジンは、2000ccの直4・DOHCターボVTEC(K20C)です。最高出力は、320PS/40.8kgm。ドイツのニューブルックリンで、FFの市販車で世界最速の記録を達成しています。

320PSもの大パワーをFFで、駆動させる技術は一昔では考えられないことです。ちょと前までは、大パワーにはフルタイム4WDで対応が常識でしたが、目覚ましい技術革新でFFでもトルクステアに悩まされることなく、大パワーを発揮ることが可能になりました。4WDのスバル・S4stiの308PS/43kgmの最高出力よりも高くなっているのに驚かされます。

価格は、450万円と欧州でのライバル達よりは、はるかに購入しやすい価格にはなっていますね。

 

シビック 走りのモデルとタイプRの歴史

シビック 走りのモデルとタイプRの歴史
1972年に登場した初代シビックには、極オーソドックスな直4・SOHCエンジンのランアップでした。まぁ、シビックが登場した頃はオイルショックの真っ只中。登場時のCMでは、低燃費と低排出ガスを売りにした、CVCCエンジンです。
初代から2代目までは、大人し目のエンジンラインアップでした。

3代目(1983年)登場時に、1600cc直4・DOHCエンジン(ZC型)が登場、グレードはSiを名のりました。さっそく、全日本ツーリングカー選手権 (JTC)に参戦してレビン・トレノと熾烈な争いに、、。

続く4代目(1987年)にも、ZC型のSiがラインアップ。

そして5代目(1991年)には、ホンダの可変式バルブエンジン=VTECが登場。B16Aへと進化したエンジンの最高出力は、160PS。ライバルとなるトヨタ・レビントレノに搭載されるエンジンと同じ数値を獲得しています。ちなみに、トヨタの4AGのNAは、140PSで太刀打ちできず、4AG+スーパーチャージャー(160PS)でやっとシビックと同じパワーになります。VTECエンジンは、バルブのタイミング変更だけで過給機付のエンジンと同じパフォーマンスを発揮するのはさすがにエンジンのホンダ!なのだと実感させられます。

続く4代目(1987年)にも、ZC型のSiがラインアップ
B16A搭載のスポーツモデルは、5代目(1991年)~6代目(1995年)までモデルラインアップ。グレードは、Siさらに走りを極めたSi-Rに。6代目シビックに、初めてタイプRが登場しました。

7代目(2000年)は、ハッチバックとセダンボディがラインアップされた最後のモデルです。限定販売の形でハッチバックにタイプRが発売。

8代目(2005年)では、ハッチバックボディは国内販売されずセダンボディのみのラインアップに。ボディサイズは、3ナンバーサイズに拡大され、搭載エンジンは2000cc・直4DOHC VTECと排気量アップがなされました。

9代目は、国内販売されず輸出専用モデルに
とうとう9代目は、国内販売されず輸出専用モデルに。タイプRは、777台の台数限定で、販売開始後数分で完売してしまうほどの大盛況に。最高出力は310馬力です。ニュルで世界最速FF駆動の数値を叩き出しました。硬派な走りが出来る本格的スポーツカーの登場を願っている熱狂的なファンの存在が明らかになりましたね。

ホンダの国内販売のラインアップに返り咲いたシビック タイプR。カタログモデルなのでいつでも購入出来るようになりました。昔、タイプRのオーナーだった方や一度はタイプRを愛車にしたいと思っている方には、またとない朗報ですね。

カタログモデルなのでいつでも購入出来るようになりました

この記事の作者

Rc.オガ
Rc.オガ
オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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