トヨタ新型ハイラックスの好調からみる、車ニーズの変化

  • 2018/01/29
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  • 松村 昴
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最近の車のニーズって?

最近の日本での車のニーズとして挙がるのは、「低燃費」「エコ」「コンパクト」などではないでしょうか。日本の車にはエコカーが増え、低燃費で環境に優しい車が求められているイメージがあると思います。しかし、実はそんなことはなさそうなのです。2017年にトヨタ自動車は新型ハイラックスを日本でも売り出しました。すると新型ハイラックスは日本でも好評だったのです。そこで今回は、トヨタ新型ハイラックスの好調からみる車のニーズの変化について紹介していきましょう。

最近の車のニーズって?

 

トヨタ新型ハイラックスが13年ぶり日本で復活

トヨタ自動車のハイラックスの初代モデルは、1968年に発売されました。ハイラックスは、ボンネットを備えた「ピックアップトラック」であり、当時は需要がありました。乗用車感覚で乗りこなすことができ、外観のスマートさもあり人気になったのです。そんなハイラックスですが、日本では徐々に需要が落ちていきます。そのため、ハイラックスは2004年に国内での販売を終えていたのです。ちなみに、国内で販売が終了後も世界では販売されており、高い人気を誇っています。

そんなハイラックスですが、ファンからは日本での復活を熱望されていました。そして、2017年9月12日にハイラックスは日本で復活したのです。トヨタはタイで生産された新型ハイラックスを導入することに決めました。トヨタ新型ハイラックスは、ボディの全長が5,335㎜、全幅が1,855㎜となかなかの大きさとなっています。走行性能は抜群の4WDで、どんな道だって走破することができます。

トヨタ新型ハイラックスが13年ぶり日本で復活

 

トヨタ新型ハイラックスが好調

復活したトヨタ新型ハイラックスは好調の販売台数となっています。ハイラックスの復活に踏み切ったトヨタですが、日本のニーズにマッチしないのではと不安の声もあったようです。そのため、トヨタ新型ハイラックスの販売目標の設定は手探り状態だったのです。

しかしそんな不安をよそに、2017年9月の発売直後で年間販売台数2,000台を超える受注があったのです。その後も、ぞくぞく受注を伸ばしていき、販売から2カ月で約3,000台を受注したのです。この3,000台というのは、年間販売目標の1,5倍となります。まさにトヨタ新型ハイラックスは好調であり、日本でも人気なのがわかったのです。

 

車のニーズの変化とは?

トヨタ新型ハイラックスが好調であることから、現在の車のニーズの変化が見えてきます。冒頭で述べたように、現在の車のニーズのイメージは「低燃費」「エコ」「コンパクト」だと思います。それらのイメージで売り出している車が多く販売されています。しかし、新型ハイラックスは、それらのイメージとかけ離れているのです。つまり、車のニーズが変化しつつあることがわかるのです。

新型ハイラックスを購入するのは男性が多く、40代までの年齢層が多くなっています。そして、趣味利用を目的として購入している人が多いです。本格的な4WDでどんな道でもそうはできるハイラックスは、アウトドアにピッタリで人気となっているのです。そのため、車のニーズは趣味でも使えるような車へと変化しているとみることができます。

車のニーズの変化とは?

 

今後の車のニーズはどうなっていく?

新型ハイラックスが好調であることから、車のニーズは変化しつつあることがわかったと思います。今後、車のニーズはどんどん多様化されていくことが予想されます。車に求めるものが多様化していく可能性が高いのです。趣味や仕事だけでなく、個性を発揮するために車を選ぶ人もいるでしょう。また、最先端の技術を使用した車が発売されれば、新たなニーズが生まれることになります。今後の車のニーズは目まぐるしく変化していくことでしょう。そのため、車のニーズの変化についていけるようにしたいですね。今後の車のニーズに注目です。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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