まだまだメイドインジャパンが自動車産業を支えている!
- 2017/08/13
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今、電気自動車が熱い
地球温暖化対策としてあるいは経済活性化政策として世界が注目しているのがクリーンテクノロジーです。
特に温室効果ガスを排出しない電気自動車さらに水素自動車までもここに来て熱い視線を浴びています。
自動車と言えば戦後、復興した日本がアメリカなど世界の自動車先進国を席巻した産業分野です。
今では世界中で新型自動車の開発に官民挙げて取り組むようになっています。
日本もこの流れに後れを取る事なく国を挙げてニューテクノロジーを駆使した自動車の開発に取り組んでいます。
これからの日本の自動車業界は次世代に対応した製品を生産しないとこれまで築いた地位も奪われてしまうのです。
日本の電気自動車が期待される理由
・電池技術の開発
電気自動車最大のネックは電池の性能にあります。
この電池技術において日本は世界トップの座にあります。
電気自動車に使用する電池は、そのエネルギー効率の良さからリチウムイオン電池が望まれています。
リチウムイオン電池はモバイル端末などに使用されています。
このリチウムイオン電池の日本製品の占める割合は世界の6割近くもあるのです。
それだけ高性能な製品を供給していますので、後はこれを自動車用に改良すれば良いのです。
でもいくら電池の性能が良くなっていても現状では1時間の充電で20キロ程度しか走れないと言われています。
まだまだこれから開発の余地も十分残されている分野ですので日本の技術者には期待のかかるところです。
・充電スタンドの拡充
現状では電気を満タンにしても150キロ程度しか走れない電気自動車には充電スタンドが現在のガソリンスタンド以上に必要となります。
家庭用コンセントからでも充電出来る電気自動車も登場してはいますが、もっと性能が改善されたとしても根本的には大きな負担となります。
特にアメリカのような広大な国においては当面、ほぼ不可能とも言えます。
しかし日本であれば、その利用範囲の狭さを活かす道は開けていると言えるのです。
これから実験も始められつつあり、さらにいくつもの実験段階を経て普及化に一番乗りするのは、このような視点からもやはり日本と言えるのです。
国を挙げて取り組んでいる
自動車業界だけでなく、電池メーカー、充電インフラを整備する建設会社等も巻き込んだ戦略が整えられるのに最適な国が日本なのです。
国も全て国産で揃えた電気自動車の量産体制を視野に入れた政策を打ち出しています。
それには現在の技術では電池に必要となる大量のレア・アースをどう安定的に確保するのか等の国際政治的問題も含まれてきます。
電気自動車の購入には補助金を交付したり税金を軽減したりとより身近な自動車とする試みも行われています。
自動車の無かった日本が自動車大国になったくらいです。
それを電気自動車にするのはいたって有利な国でもあるのです。
こうして将来は新たなメイドインジャパンの電気自動車が世界に走り出すのではないでしょうか。