何時かは必ず訪れる「妻の更年期」の全貌をお伝えします
- 2017/08/30
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男性にはピンと来ない女性の更年期
女性は40代から50代になるにつれて女性ホルモンの分泌が急激に衰えるようになっています。
そこにあるのが更年期でこの時期、様々な体調不良や精神面での不安定さも見せるものです。
近年、それは男性にもあるとは言われるものの、男性の場合は男性ホルモンの減少はそれほど急には表れません。
ですから男性には体感的にも理解しがたいのが女性の更年期なのです。
それは誰にも訪れますので妻が更年期になったらどうしようと思う前に予備知識を仕入れておけば少なくとも慌てずに済むはずです。
更年期で起こる身体の不調
更年期に伴う症状を一言で全てを表すのなら倦怠感でしょうか。
これをフィジカル面、メンタル面に大きく分けてみました。
総合的に症状がひどくなると全く身動きも取れなくなるほどにもなるものです。
・体力的倦怠感
重い、だるい、ほてる、のぼせる、めまい、疲れやすい、食欲減退、性欲減退などになります。
更年期が原因かどうかわかりにくい症状もあります。
腰痛、膝痛、肩こり、腹部膨満感、その他、肌の艶が無くなって顔のシミやシワが目立つようになったりもします。
他にも下痢と便秘を不規則に繰り返したりと全体に身体の機能にバランスが保てなくなるのです。
・精神的倦怠感
何事にも興味が湧かない、怒りやすい、ぼんやり過ごしやすい、自身が無くなる
ひどくなるとうつ病、若年性アルツハイマーを疑ってしまいたくなる事もあるかもしれません。
あまり大した事とは思えないのにひどく悲しんだりする場合もあります。
心のバランスも取れていないと言えます。
更年期による症状ならではの特徴
・個人差がある
人によりホルモンの分泌が少なくなる時期も減り方も違います。
またホルモンが減ったからと言って、直ちに更年期の症状に繋がらずに上手にコントロール出来ている人もいます。
ここが難しいところで安易に妻の更年期を疑うのも機嫌を損ねてしまうかもしれません。
・わかりづらい
発症しても総じてじわじわと症状がひどくなりますので、本人としては気付いていない場合も多いものです。
気になっても数日中にすっかり忘れる程度に回復したりもします。
その後には違った症状が表れたりしてまた別の病気なのかと疑ったりもしたりする事もあるのです。
要は年頃になってからの何だか良く分からない不調は更年期を疑えと言う話に落ち着きます。
それを認識していれば、妻として努める気が失せてしまったのか等とあらぬ不安に襲われる事も少なくなるでしょう。
更年期への対処法
まずは更年期を認識してあげるのが第一です。
夫婦で協力して乗り切ろうとする意志を示してあげると気が楽になって回復も早くなれます。
更年期は過ぎてしまう時期もまたやって来ますので、気長く楽しく付き合おうとしていれば案外あっと言う間の出来事でしかなくなったり感じてしまえます。
更年期症状の特有の治療法もいくつかあるようです。
ホルモンの注射や薬だとかも良いものが出てきているようですが、なるべく自然に治すのが一番でしょう。
どうにもならなくなったら病院で診察を受けてみましょう。