自営業者の健康診断は国保で
- 2016/07/17
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自営業者の健康管理は自己責任
会社勤めであれば、毎年定期的に健康診断が実施されるので健康状態がまったくわからないということはないでしょう。もちろん、会社の定期健診だけで健康管理ができるわけではありませんが、ないよりは遥かに良いということです。
ところが、近年ではフリーランスで働く人が増えており、従来型の自営業者も含めると「誰かに用意された健康診断」がない人が激増しています。具合が悪ければ病院へ行くかも知れないが、あるかないかわからない悪いところを探しに行く暇は無い!という自営業者も多いでしょう。
しかし、自営業者こそ体が資本ですから、健康には気をつかいたいものです。病気になっても有給休暇なんかありませんし、自分が動けなければ収入は一切無いのが一般の自営業です。
客商売であれば、病気だから仕事ができませんという事態に陥ると、その後の仕事がなくなるかも知れないのです。まさに、自己責任が問われる存在だからこそ、せめて健康診断は受けておくべきです。お金がもったいないというなかれ。それでも、お金をかけたくないなら、国保があります。
国保での健診内容は市町村の広報でチェック
自営業者が加入している国民健康保険では、毎年加入者向けに無料の健康診断を実施している市町村が少なくありません。
まずは、自分が住んでいる市町村の国保担当に実施時期と申し込み方法について確認してみましょう。一例をあげますと、市町村の定期刊行物である市報などの広報誌に告知が掲載されていたり、申込用紙が折り込んであったりします。
申し込みから実施までは数ヶ月あるケースもあり、申込者に送られてくる書類はなくさないように保管しておきます。
受けられる健康診断の内容は、会社がやっているものと大差ありません。ただ、会社の健診では受けられない検査がオプションで受けられたり、人間ドックや脳ドックが国保仕様で安価に受けられたりという特典があることも。
せっかく保険税(保険料)を払っているのですから、国保の健診を活用しない理由はありません。