料理が苦手でも彼女や家族を喜ばせられる鍋料理の季節ですよ

  • 2017/01/01
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  • 八神千鈴
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鍋は材料を切って煮込むだけの簡単料理

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寒い季節に恋しくなるのが鍋料理ですよね。体が温まるし、野菜たっぷりでヘルシーだし、大切な人と同じ鍋をつつくのは楽しいものです。
そんな鍋料理は調理が簡単なのもいいところ。単純にいえば材料を切って煮込むだけです。包丁と火の扱いにさえ気をつければ、難しい技術や知識はいりません。
冬は料理が苦手な人でも、鍋でバッチリ料理男子アピールできるチャンスです。この機会に彼女や妻、さらには家族を自慢の鍋料理で喜ばせてあげましょう。
おいしい鍋にするための出汁と食材のポイントをご紹介するので、参考にしてください。

 

 

鍋の命は割下にあり

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おいしい鍋に欠かせないもののひとつが、いい割下です。割下とは出汁に調味料を加えた合わせ調味料で、いわゆる鍋のスープ。割下が食材すべてに染み込み、食材の旨味が割下に溶け出すので、味全体の鍵になります。
しかし、作り方はさほど難しくありません。例として、昆布と鰹節の合わせ出汁の割下をご紹介します。
まず昆布を水に1時間ほど漬けておき、それを沸騰直前まで熱したら昆布を取り除きます。それを再び熱して沸騰させたのちに鰹節を投入して、2~3分経ったらざるで鰹節をこして出汁の完成です。
ポイントはどちらも熱し過ぎないこと。昆布は粘りが出てしまい、鰹節はえぐみが出てしまいます。
この出汁にしょうゆ・みりん・料理酒を1:1:1から1:2:2くらいの割合で好みの味つけにして加えれば、和風の割下ができあがります。

 

 

食材は火が通りにくいものから投入

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鍋の食材には大まかに分けて肉・魚介・野菜・その他の加工食品があります。
これらの食材をいっぺんに鍋に入れると火の入り方に差が出てしまうので、火が通りにくいものから投入しましょう。具体的には大根や人参など、野菜の中でも根菜類が最初です。次に肉や魚、加工食品を入れ、最後に白菜や春菊などの葉物野菜を入れてください。
ポイントは2点あります。まず、出汁が出るシイタケなどは最初に入れて、すべての食材に味が染みるようにすること。次に、葉物野菜は軸と葉を別々に切り、火が通りにくい軸は根菜と一緒に早めに煮込むことです。
こうすることで味も火の入り具合も整った鍋になります。

 

 

食材の組み合わせで鍋の可能性は無限大

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鍋で人気の食材といえば、肉なら豚バラや鳥モモ、魚介ならブリやエビ、野菜なら白菜やキノコ類、加工食品なら豆腐や練り物などです。まずは彼女や妻が好きな食材をメインにしている鍋のレシピを参考に作り始めるとよいでしょう。サケがメインの石狩鍋や、鶏肉がメインの水炊き、割下が必要ない白菜メインの鍋・ピェンローなどいろいろあります。
また、コンソメを使った洋風鍋や豆板醤を使った中華風鍋などのアレンジで味は変幻自在にできるので、料理を楽しみながら自分らしい鍋を作ってください。
冬は温かい鍋で大切な人との絆も温めましょう。

この記事の作者

八神千鈴
八神千鈴
編集プロダクション、出版社の編集者を経てフリーライター。現在は歴史系記事をメインに執筆。それ以前はアニメ、コスメ、エンタメ、占いなどのメディアに携わってきました。歴史はわかりづらいと思っている方にもわかりやすく、歴史のおもしろさをお伝えしたいです。
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