今やパーティに欠かせない!!ノンアルコールの飲料は現在、ここまで進んでいた
- 2018/12/11
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相当できる!! ノンアルコールシャンパン「シャメイ」
「シャンメリー、シャンメリー」
クリスマスも近いことですから、先日、原稿を書きながら、こんな風につぶやいていた私、アントニオ犬助なのですが、それを耳にした同僚の女子が「シャメイ?! あれ、おいしいですよね」などと、よくわからないことを言い出しました。
いや犬助がつぶやいていたのは、子どものころのクリスマスに欠かせなかった炭酸飲料「シャンメリー」でありることを伝えたのですが、気になったのが「シャメイ」なる謎の言葉。さっそく調べてみたところ、フランスで製造されている炭酸飲料だとか。
いくつかの種類が販売されており、例えば「ホワイトグレープ」はシャルドネ種のブドウをしぼって発酵させずに、そのまま瓶詰めをおこなったもの。
シャルドネとは白ワインを醸造するのに用いる品種。世界一偉大と評される白ワイン「モンラッシェ(Montrachet)」もシャルドネから造られているといいますから、炭酸飲料にしてはえらく本格的。
他に販売されているシャメイは「レッドグレープ」と「アップル」。
レッドグレープに使用されているのは、メルロー種のブドウ。こちらもワインに用いられても何らおかしくない品種ですし、アップルに使用されているのはノルマンディ産のリンゴ。こちらは醸造・蒸留してアップルブランデーこと「シードル」になっている品種。いずれも、非常に本格的な素材を使っていることを理解。ノンアルコールのくせに相当できるシャンパン「風」飲料なのです。
シャメイをオーダーして、男の株を上げるのだ
「で、シャメイの味の方はどうなの?」
同じ女子に聞いたところ、正に酔わないシャンパンとのこと。ほのかでさわやかな甘味も大人っぽい感じといいますから、やはりシャンメリーとは大いに違う様子。
日本に上陸して5年ほどたって、すっかり女子会の定番となっているとか。気の利いたレストランならばメニューに並んでいるといいますから、アルコールに弱い彼女や真昼間から酔っ払えないランチタイムにオーダーしてみると、男を上げることができるかもしれません。
定番のノンアルコールのカクテルで、場の空気を読む
「……なんてものが流行ってるんだって」犬助がバーで話していたところ、これに食いついたのがマスター氏。彼曰く、ノンアルコールだったならカクテルにもあるよということで、2、3メニューを教えてくれました。
ノンアルコールカクテルの定番といえば「シャーリーテンプル」で、これが発明されたのは1930年代。当時一世を風靡していたハリウッドの名子役、後に外交官としても活躍した人物から採られたという、さっぱりとした甘さの飲みやすい一杯です。
また、モスコミュールやモヒートにもノンアルコールのバージョンは存在するといいますし、ノンアルコールカクテルはバーテンダーのイロハのイだそうですから、気の利いたバーならもちろん、気の利かないところでもオーダには応えてくれるはず。
酔い覚ましの一杯にも最適ですし、下手なソフトドリンクをオーダーするよりも場の雰囲気も壊さないもの。その場の空気を読めるという条件は、モテる男性には必須のものですし。
実は充実していた、ノンアルコールのワインたち
そしてノンアルコールに注目し出すと、お酒の量販店などでも色々と目に付くもので、近年、人気が増しているのはノンアルコールワインだとか。
「どうせジュースじゃないの?」何て声も聞こえてきそうなのですが、赤も白もしっかりとワインの味がするところがポイント。製造方法には、最初からアルコールを含まないようにしたものと、通常のワインを造ってからアルコールを抜いたものの2通りがあり、より本格的な味を求めるならばアルコールを抜いたものを選ぶべきとか。
ただ後者だと、微量ながらアルコールが含まれますから運転前や大量に飲むのは要注意。文字通り一滴も飲んではいけないケースならば前者を選ぶべき。どちらもウーロン茶などでは少し寂しいという食事の場面や、日々の飲み会で肝臓が悲鳴を上げているという大活躍してくれるはずなのです。
このようにノンアルコールの飲料も充実しましたから、アルコールが飲めないことでパーティや食事が楽しめなかった昔とは隔日の観があるのです。
まあ、酔わせてムフフ♪ なんて良からぬコトを考えている連中にとっては、生き難い世の中になったともいえますが。