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ストロングゼロから、第2のゴッホは生まれるのか?

  • 2018/03/20
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  • アントニオ犬助
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ストロングゼロが大流行しているのは、現実逃避のため?

ストロングゼロが大流行しているのは、現実逃避のため?
サントリー「ストロングゼロ」に代表される、アルコール度数の高い「ストロング系酎ハイ」が大きなブームになっています。

どれぐらいのブームなのか?
ストロングゼロ、発売された2009年当初は、確かバリエーションはレモンとグレープフルーツの2種類。それが今では、キウイやら何やらで12種類。
アルコール度数8%以上のストロング系酎ハイ全体で見るならば、市場規模は5年前と比較して2倍以上にふくらんでいるというのです。

なぜ、こんなにもストロング系酎ハイがブームになっているのか?
その理由は安い価格と高いアルコール度数、そして酔いやすさに尽きるでしょう。
嫌なことや、つらい現実から目を背けて、ストレスの多い現代を生きるため。

そんな現実逃避の目的で用いられるストロング系酎ハイを指して「飲む福祉」とか「飲む貧困」などと称するのを見て、上手いことをいう!! と、犬助も感心しているのです。

 

産業革命下の労働者たちを支えた「ジン」

産業革命下の労働者たちを支えた「ジン」
そんな現実逃避のツールとしてのアルコールは、何もストロング系酎ハイに限ったものではありません。歴史を振り返ってみると、数々のアルコールが見受けられます。

その代表が、産業革命期のイギリスで盛んに飲まれていたという「ジン」。
元々は解熱作用がある薬草酒だったジンは、18世紀の産業革命期に労働者階級の間で大流行。理由はもちろん、熱が出たからではありません。

1日の労働時間は10〜16時間、週休1日という、今日のブラック企業ですら青くなるような過酷な環境に置かれていた工場労働者たちが、憂さ晴らしにジンを愛飲したから。
その理由は価格の安さと酔いやすさ……おお、まさに現代のストロング系缶酎ハイ状態。

まあ、そんなものにハマってしまうと、ろくなことにはならないのは今も昔も同じ。
自堕落な彼らの生活は、大きな社会問題となったといいます。

 

芸術家が愛した禁断の酒「アブサン」

芸術家が愛した禁断の酒「アブサン」
ジン同様、薬草酒として生まれたまではよかったのですが、安価であるという理由で大勢が愛飲したのは、19世紀末ごろの「アブサン」。
こちらは、主にフランスで流行し、政府が製造を禁止するまでに至りました。

アブサンの問題点は、アルコール度数が高かったというだけではありません。加えて原料であるニガヨモギには、幻覚・錯乱作用がありました。
酔える上に、幻覚も楽しむことができる……まあ、立派なドラッグ。そりゃあ、政府も禁止しますわ。

しかし、そんなアブサンにひかれた人物は、画家のゴッホやロートレックなど数多いもの。
まあ絵描きなんて仕事は、時間ばかりある上に、すぐに煮詰まってしまうもの。
ドラッグで現実逃避をしたくなるのはうなずけますし、アブサンによるラリった感覚の助けがあったからこそ、いまだに彼らの作品が輝きを放っている!!……のかどうなのかは、定かではありません。

そんなアブサンが解禁されたのは、21世紀に入ってからだったかな?
日本にも入ってきて、犬助は心を踊らせつつグラスを口に運んだのを覚えています。だって「多くの芸術家が愛した禁断の酒」なんて聞かされると、ワクワクしない方が無理というものだと思いませんか? その結果なのですが……まあ幻覚どうのは別として、ひどい二日酔いだけが残りました。もっとも、その時には他の酒もしこたま飲んでいましたので二日酔いはアブサンのせいだけとはいえませんけれど。

 

ストロングゼロは、新たな表現を生み出す一助となるのか?

さて、ストロング系酎ハイの流行からTwitter上には「#ストロングゼロ文学」なるハッシュタグが目立つようになりました。

「親ゆずりの無鉄砲で、子供の頃からストロングゼロばかり飲んでいる」
「メロスには政治が分からぬ。メロスは村の無職である。笛を吹き、ストロングゼロを飲み暮らしてきた」
「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、シラフの生活というものが、見当つかないのです」

……まあ面白いのは面白いのですが、何というか単なるパロディじゃん? にもかかわらず「文学」って!! というか、そこまでも含めた自虐的な笑いこそが、ストロングゼロ文学の真骨頂なのでしょうが。

そして思ったのですが、今の日本にゴッホやロートレックがいたとしても、ストロングゼロを口にして絵筆を取ったのでしょう。
「この作品はストロングゼロがあったからこそ描かれた」といわれても、何ともいえない気持にしかなれないのですが、彼らならストロングゼロであろうとアブサンであろうと、とにかく名作を成すであろうと思えるのです。

だから、今にストロングゼロ文学界にも、天才が現れるのか? というと、こちらは甚だ疑問なのですが。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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