例え服がお洒落でも!これがダメだとイメージダウンしてしまう「モノ」とは?
- 2017/10/26
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季節外れの台風が来たりしましたが、もう10月も後半。すっかり秋の雰囲気です。そして、冬がやってきますね。この時期の昼夜の気温の変化はかなりのものですから、着るものには悩まされますよね。
こういう時期の着こなしは基本的に、なるべく多めに重ね着をして、その都度脱ぎ着をして気温の変化に対応できる様にしておくと良いですよ。
なんて話をしていると、お洒落ってやっぱり服の着こなしだよなあ。なんて思うところですが、ファッションとはもちろんそれだけのものではありません。人から見えた自分の在り方を格好良く表現するのがファッションですから、人から「自分もの」とみなされるものは全てファッションという範疇に入るのです。
これがダメだと全体に影響を及ぼすモノとは?
そんなファッション。服にだけ注意を向けすぎたことで疎かになり、イメージダウンをしてしまいがちな「小さなモノ」があります。それは「小物」まさに読んで字のごとく、です。あなたの小物、大丈夫ですか?
・財布
・カードケース
・小銭入れ
・キーケース
・ペンケース
・ペン
・ノート
・手帳
・スマートフォン
・タブレット
・バッグ
などなど。これらのどれか1つでもマイナスイメージを持たれると、全体の印象もマイナスになりかねないのです。では、どうすればこれら小物からのマイナスイメージを回避できるのでしょうか?
革小物は素材選びと手入れが重要
革小物は大人の持ち物という感じがありますよね。高級感もありますし、そもそも高級な素材だってあります。
こんな革小物はまず、素材選びが大事です。
コストパフォーマンス重視の、大量生産かつ安価な素材は質の高さに限界があります。つまり、長く使えないのです。革素材はもちろん動物から得られる素材ですから、長く使えないという事は、それを繰り返し使おうとする人が多くなるほど、より多くの動物の命が必要になる可能性を孕んでいます。
革を使うなら、ひとつのものを長く大切に使いたいものですよね。その為に、長くて大切に使い続けられるものを選ぶ事が大事なはずです。
そして、革小物はその経年変化を楽しめる素材ですが、これはただ使い古せば良いのかというとそうではありません。ただ使いっぱなしだと汚らしくなるだけですから。定期的なお手入れが必要です。大して使わないのに頻繁な手入れも劣化の原因になりますから、適度に使って、定期的にお手入れをするというサイクルが大切。素材や作りによっても異なりますが、適切なお手入れをすれば、長い期間を楽しめる相棒になってくれるでしょう。
どんな形にするか?やブランド選びはこういった基本を踏まえた上で考える事です。こういった基本なしに使うものは、どんなに良い形や人気のブランドだとしても、お洒落には見えないものですからね。
ペンは良いものを持とう
ペンはどんな物を持っていますか?どこかのノベルティでもらった、ブランド名が入ったモノとか、持っていないですよね?100程度で買えるペンも、良い印象を与えるかといえば、NOでしょう。
特に、自分が使うペンが取引先やお客様に見られるというなら、ちょっとは良いペンを持ちたいところです。やたらに高いペンを買う必要はありません。でも、ちょっと良いペンを使っているだけでイメージは格段に変わってきますから、ぜひ良いペンを持って欲しいと思います。
ただ、注意点があります。ペンは男性のコレクター心、趣味の心を結構刺激します。こういった好奇心を持っていただくのはペン好きな私としては嬉しい限りなのですが、その趣味を全面に出した様なペンは、自分が家で1人眺めて楽しむ程度にしておいた方が良いです。人前で持つのはあくまでもシンプルで「ちょっと良い」くらいのペンが、お洒落に見えるのですから。
ノートや手帳もステーショナリーとしてペンと同じ感覚で選び、持つことをオススメします。
スマートフォンやタブレットはシンプルに
スマートフォンやタブレットは新しい世代のステーショナリーというか、そういうものを越えて万能ツールになるべく、日々進化を遂げています。私がこの記事を書くのだって、スマートフォンがメインですし。
だからこそ手に持つ機会が多く、その分人の目に触れる機会も非常に多いですよね。
これもやはり、シンプルで自分の趣味は色濃く出さない様にするのがオススメの基本です。持ち歩いているノートPCも同じですね。オジサンがゴテゴテのケースや飾りのついたスマートフォンやタブレットを持つところ、イメージしてみて下さい。悪目立ちするイメージ以外に、良いイメージって直ぐに出てきますか?
財布は特に要注意
小物の中でも財布はかなり、持つ人の人間性を感じさせてしまいます。お金を入れるものですからね。特に大人ともなれば、財布がイメージアップの手助けになることもあれば、大幅なイメージダウンになることもあります。
頑張って予約困難なレストランを取り、彼女と望んだディナー。店内の雰囲気にのまれつつ、ぎこちなくも何とか食事も終わりに近づく。彼女が席を立った時にここぞとばかりに支払いを済ませようとスタッフを呼び、財布から颯爽とカードを取り出そうとしたら、「バリバリッ!!」という音が店内に響き渡る。それが席を立っていた彼女の耳にも入って、彼女は席に戻って来る事はなかった、、、
こんなシチュエーション、あり得ますからね。これはマジックテープを用いた財布の例です。機能的ではあるのですが、既に「バリバリ財布」なんて呼び方もあるみたいで、大人が持つには子供っぽいという印象があります。もちろん、そんなイメージを打ち破ったデザインの財布がこれから出てくるかもしれません。しかしいまのところは、避けた方が無難な財布といえます。
また、財布は常にどう持ち歩いているか?がその見た目を大きく左右してきます。ズボンのポケットに入れているというのは、財布にかなりのダメージがあり変形もしますから、その見た目の劣化は激しいのです。せめて上着の内ポケットに入れるなどして、綺麗な状態で使い続けられる様な意識をした方が良いですね。
バッグの劣化に気づかない男性は多い
バッグは毎日手に取って使っているものですが、なかなか目が届きにくいものでもあります。手持ち部分が汚れていたり擦り切れているなんてバッグはよく見ますし、バッグの角もまた、擦れてボロボロになって穴があきそうになっているのを見つけることもあります。他の小物は通常、バッグやポケットの中に入れておけますが、バッグはいわゆる外側のものですからね。ダメージを受けやすいので、劣化もしやすいのです。定期的にチェックして、ダメージがある様なら買い換えるなどした方が良いでしょう。定期的なチェックでオススメなのは、誰かに聞く事。「このバッグ、くたびれてる感じない?」と聞いて見ましょう。「ちょっとね」なんて返答があったら、替え時です。
その扱い方にも要注意
小物それ自体だけでなくこれらの小物をどう扱うか?というのも非常に大事です。小物は手に持って使いますから、この時の所作もまた、人に見られている訳です。丁寧に、綺麗な所作で扱えば、品の良い大人の男性に見えます。
例えば逆に、ボロボロの財布を乱雑に扱っていれば「ああ、そういう人なんだな」と、マイナス面で妙な説得力を発揮してしまうのです。
だからこそ、これらの小物は自分が気に入って大事にできるものを選びたいですよね。気に入ったものを大事に長く使えば、次第に手に馴染んできます。この手に馴染んだ感じは、周りの人にも分かります。すると、その小物を扱う綺麗な所作とも相まってさらにあなたを魅力的でお洒落な大人に魅せる事ができるのです。
ぜひ、そんな風にして、小物も大事に、楽しく使ってお洒落を満喫して欲しいと思います。