青山

みなさんは青山と聞くとどんなイメージをお持ちになりますか？　お洒落な街、大人の街、etc……、まあ、そんなところではないか、と思われます。筆者は今現在青山で仕事をしています。都会のど真ん中であるにも関わらず、ちょっと裏通りを歩くと住宅街や庶民的な商店街があったりと意外な風景を目にしますが、それでも皆さんがお持ちのイメージ通り、やはり街行く方々の服装はとても洗練された印象を持ちます。学生など若い人のス姿は渋谷や新宿など他の繁華街に比べて圧倒的に少ない、ということもあると思われますが、特に目につくのは実にお洒落な中年男性、つまりカッコいいオヤジが多いのもこのエリアの特徴だと思われます。

肩の力の抜けたファッション

地域的に服飾関係などが多い場所ということも関係しているのだろうと思いますが、皆さん若い頃はさんざんお洒落にお金をかけて、二十代、三十代、四十代そして五十代と年齢を重ねていくにつれて、どんどん肩の力が抜けたいい感じの着こなしをしている方々を非常によく見かけます。
では、そういた青山のカッコいいオヤジたちは具体的に、どういったファッションをしているのでしょうか。

リアルな情報

今から書かせていただくのは、雑誌やネットなどで発信されている「○○代の男性におススメのファッション」などといったものではありません。往々にしてファッションの情報というものはアパレルメーカーなどから発信され、作られている場合が多いですから「雑誌などではよく見かけるけど、ちっとも街では見ないなあ」などという場合も多いですが、ここでは筆者が毎日を過ごしている中で、青山の街でよく見かけるお洒落なオヤジたちのファッションをご紹介します。

ホワイトパンツや白シャツ

青山ではホワイトパンツをお洒落に着こなす中年男性をよく目にします。筆者は地方への出張も多いのですが、他の地区でこれほどホワイトパンツを履いている中年男性を見かけることはありません。若い人たちの間ではルーズなシルエットが流行していますが、大人の街の青山では、あまり見かけることはありません。全体的にシルエットは細め、丈はアンクル丈、靴はスニーカーといったところがオヤジ世代でも一般的です。

また白いシャツを実にお洒落に着こなしている中年男性が多いのも、青山エリアの特徴だと筆者は感じています。裾を出したり、ベルトインしたり、素材も面や麻など様々ですが、みなさん、袖の捲り方や着丈、ベルトのデザインや素材にこだわり、シンプルなスタイルだけれど、実に格好良く着こなしていらっしゃいます。
いかがでしたか、多分に筆者の視点的な要素もあるかもしれませんが、これが青山エリアのリアルなカッコいいオヤジファッションです。参考にしていただけたら幸いです。