オフの日の街歩きは、ハリスツイードのジャケットで

  • 2016/12/19
  • ファッション
  • 475view
  • YAZIUP運営
タグ
  • カジュアル
  • おしゃれ
  • カジュアル
  • コーディネート
  • ファッション

オフの日の街を見れば、ファッションセンスがわかる

仕事がオフの日の街を観察すれば、その国の、あるいはその街の男たちのファッションセンスが一目でわかると言われます。休日ですから、スーツ姿は例外。カジュアルが基本ですが、実際の様子はところによりさまざま。カジュアルを通り越してラフが目立つ街もあります。この場合の「ラフ」は「粗雑」という意味ですね。
秋から冬でいえば、ミラノではセーターにウールのジャケット、ロンドンではメタルボタンのフラノのブレザーにネクタイ、ニューヨークではジャケットからブルゾンまで人それぞれと言われますが、では東京はどうか。どうやらニューヨークと同じ、カジュアルとラフが入り混じった雑然とした服装が目立ちます。

490671553

 

 

アラフォー世代になったら、もうラフとはおさらば

カジュアルはシティ、スポーティー、リゾートの3つに分類されますが、休日のタウンウェアとしての標準はやはりシティ。シティとは、ウィークデイのスーツに準じたジャケット&スラックス・ファッションを指し、「素材にカジュアルを用いる」というのが、そのポイントです。
具体的には、秋冬ならツイードのジャケットにフラノのスラックスがメインアイテムでしょうか。少なくとも、アラフォー世代ならラフとはおさらば。この組み合わせが年齢にふさわしい落ち着き感を演出してくれます。

 

 

自然そのままの風合いが魅力

ここでは、ツイードについてウンチクを少し。知ってるよと言う人も多いでしょうが、ツイードの素材は太めの雑種羊毛です。ツイードtweedの語源は綾織物を意味するtwill、もしくはスコットランドからイングランドを流れ、19世紀の織物工業の動脈となったTweed川とも言われますが、カシミアのような柔らかな素材とは対照的な、ざっくりした風合いが持ち味です。やや粗っぽい毛織りですが、インナーにセーターを着ても、ネクタイを締めてもマッチします。
英国ではもっばらカントリースタイルとして愛用されるのも、いかにも自然そのままという風合いのゆえでしょう。

365671454

 

 

ワードローブに1着はヘリンボーンのハリスツイードを

ツイードを代表する1つに、ハリスツイードがあります。スコットランド西岸に連なるアウター・ヘブリディーズ諸島を発祥の地とする織物で、冬の海風にも堪えられると言われる暖かさが大きな特徴。厚手でごわごわした手触りありながらも、着ると軽いというのも美点です。
草や岩石の色を基本色とするハリスツイードを代表する織り柄は、ヘリンボーン。ヘリンボーンとは「ニシンの骨」の意味ですが、日本では「杉綾」の名があるこの柄は、いまやカジュアルの代名詞になっています。
ワードローブに1着は持っていたいですね。

423723277

この記事の作者

YAZIUP運営
YAZIUP運営
YAZIUPは『オヤジである自分を受け入れ、最大限“楽しむ”ことができるオヤジはカッコいい!!』と考えています。「まだ現役でいたい!モテたい!カッコよくいたい!!」そんな40代~50代の男性の皆様にオヤジを“楽しむ”情報を毎日お届けするYAZIUP!!『近所のオヤジ達の中で一番カッコいいオヤジ』を目指しませんか?
up YAZIUP運営
YAZIUP運営

週間アクセスランキング

    ページTOPへ
    ページTOPへ