世界平和など本当に来るの?世界では紛争が数多く続いている

  • 2018/03/25
  • ビジネス
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  • 松村 昴
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世界平和はまだまだ実現できず

多くの人が世界平和を望んでいると思います。世界平和のために活動している団体も数多くあります。しかし、本当に世界は平和に向かっているのでしょうか。近年では北朝鮮問題がニュースで取り上げられます。だが、世界情勢を見渡すと、世界各地で紛争が続いているのが現状なのです。そこで、未だに続いており、解決の糸口が見えない紛争を紹介していきたいと思います。

世界平和はまだまだ実現できず

 

アフガニスタン紛争

未だに解決していない紛争のひとつがアフガニスタン紛争です。アフガニスタン紛争は、1978年に始まった紛争であり、長年にわたり紛争が続いているのです。アフガニスタン紛争は、9.11アメリカ同時多発テロにも大きく関係しています。当初は軍事クーデターによる内戦だったのですが、ソ連が介入します。アメリカもアラブ諸国らを支援する形となり、冷戦に巻き込まれた紛争なのです。アメリカは義勇兵を集めるのですが、そこでできたのがアルカイダとなります。そして、アルカイダは、9.11アメリカ同時多発テロの首謀者です。このように、9.11同時多発テロにも関係しているのです。

そんなアフガニスタン紛争ですが、現在も紛争は続いています。9.11同時多発テロ後、アメリカは報復のために、アルカイダを壊滅させます。そして、当時のタリバン政権を駆逐したのです。そして、反タリバンによる暫定政府ができたのですが、タリバンの攻撃は続いています。アフガニスタンでは戦闘行為が続ており、情勢不安となっているのです。

 

シリア内戦

シリア内戦は、2011年に始まった紛争です。シリア内戦はアラブの春をきっかけにして、アサド政権と民主化を求める半アサド政権の対立でした。しかし、その対立は紛争へとつながり、ISも登場してしまったのです。さらに、アメリカやロシアなどが介入することにより、紛争はどんどん複雑化されていきました。その結果、未だに収拾させることができないのです。シリア内戦には停戦の動きもあるのですが、未だに戦闘行為は続いています。

シリア内戦

 

メキシコ麻薬戦争

メキシコ麻薬戦争も、現在も続いている紛争です。このメキシコ麻薬戦争とは、麻薬組織(カルテル)同士の抗争だけでなく、麻薬組織とメキシコ政府との紛争も指しています。これまで20万人以上もの犠牲者を出したとされています。メキシコは、麻薬の生産国であり、アメリカへの中継国です。麻薬組織は、さまざまなルートで麻薬を輸送しています。これを問題視したメキシコ当局や政府は麻薬組織を制圧しようとします。しかし、メキシコの麻薬組織の闇は根深く、誘拐や殺人が常態化しています。そして、現在でも紛争は続いているのです。

 

ソマリア内戦

ソマリア内戦は、1980年代から現在まで続いている紛争です。政府勢力と反政府勢力による内戦なのだが、1992年にはアメリカ軍を中心にした多国籍軍が派遣されています。しかし、国連に対して宣戦布告をして、激しい戦闘となります。その結果、国連の多国籍軍は撤退してしまうのです。国連が撤退しても対立は激しくなり、どんどん紛争は泥沼化していったのです。そして、現在でもソマリア内戦は終結しておらず、多くの犠牲者を出し続けています。

ソマリア内戦

 

世界には紛争が至るところで…

ここまで紹介してきたように、まだまだ世界各地で紛争が続いています。他にも、クルド対トルコ紛争・ダルフール紛争・カシミール紛争・ミャンマー紛争などたくさんの紛争が終結していないのです。北朝鮮と韓国の朝鮮戦争も、紛争中としてみることができます。朝鮮戦争は、今後の米朝会談により進歩する可能性があります。少しでも、世界から紛争を無くすためにも、まずは朝鮮戦争を終結させてほしいものです。そして、世界各地で続いている紛争を解決させ、本当の意味で世界平和となることを祈っています。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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