広がるQRコード決済!貴方は時代についていけてる?
- 2019/02/09
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2019年はQRコード決済が拡大する!
今年予定されている消費増税に合わせ、消費の減少を食い止めるための一つの施策としてキャッシュレス決済によるポイント還元が政府によって計画されています。
クレジットカードや電子マネーといった現金を使わない方法で支払いを行うことで、増税分の2%がポイントとして消費者に返ってくるというのがその内容ですね。
キャッシュレス決済にはいろいろな方法がありますが、中でも2019年に最も注目を浴びそうなのがQRコード決済です。これは支払い時にスマホで店側の提示するQRコードを読み取るだけで決済が完了するもので、今後導入店舗が急激に増えそれにともなって利用者数も爆発的に増加するのではないかと見込まれているのです。
今回は、この新たなキャッシュレス決済方法であるQRコードについて簡単に解説していきましょう。
日本ではキャッシュレスは進まない?
日本は先進国の中で最もキャッシュレス化が遅れている国として有名です。なぜ日本ではキャッシュレス決済が進まないのでしょうか。
ひとつは特に高齢世代におけるITリテラシーの低さが挙げられます。多くのキャッシュレス決済ではスマホやパソコン、インターネットなどIT関連の知識がある程度は必要とされます。高齢者の多くはITに対して強烈な忌避感を持っていますからこれを払拭するのは容易ではないと言えます。
また、若い世代でもまだまだ現金至上主義が蔓延っている点も問題です。クレジットカードは借金と同じだから悪いものなんだという謎の考えを持っている人も少なくありません。
ITとお金、両方に対する教育の遅れがキャッシュレス決済普及を遅らせる最大の要因と言えるのではないでしょうか。
導入コストの低いQRコード決済
さて、QRコードが普及しそうな背景としては消費者側の利用方法が比較的簡単であるだけではなく、導入する販売店側の負担も小さいという利点があるのです。
単純な話、店には決済用のQRコードが書かれた紙を掲示しておけばそれで事足りてしまいます。高価な機材を購入する必要がないというのは小規模店舗にはとても大きな長所なのです。
しかもQRコード決済は手数料が安いという特徴もあります。多くのクレジットカードでは店側は3%~6%前後の手数料を負担しなくてはなりませんが、QRコード決済の手数料相場はこれより随分と低いのです。
支払い方法を限定して頭をスッキリ
それでは有名所のQRコード決済方法をまとめ、頭をスッキリ整頓しておきましょう。当然ながら全てのQRコード決済を利用する必要は全くありません。自分に合ったものだけを選べば良いのです。
●LINE PAY
コミュニケーションツールとして完全に普及してしまった感のあるLINEですが、QRコード決済の分野でも日本で一番の利用度を誇っています。
LINE PAYは事前にアカウントにチャージした残高を利用して買い物を行います。現在はQRコード決済手数料無料のキャンペーンも実施されており(2021年7月31日まで)とても利便性が高いのが特徴です。
●楽天PAY
楽天利用者であれば押さえておきたいのが楽天PAYです。ご想像の通り、楽天IDと紐ついており、楽天カードからの引き落としが基本的な使い方となります。ポイント還元率も楽天カードからの引き落としであれば1.5%と比較的高い設定となっています。
●Amazon PAY
Amazonも当然のようにQRコード決済分野に進出しています。ただ、ネットでは強いAmazonですがまだまだリアル店舗では他のQRコード決済サービスの後塵を拝していると言えます。今後どのような戦略で利用者拡大を図ってくるのかとても楽しみですね。
●ゆうちょPAY
ゆうちょ銀行も2019年2月からQRコード決済サービスを開始します。利用者数の多いゆうちょ銀行ですし、高齢世代の取り込みも狙えるのではないでしょうか。ゆうちょ銀行口座からの即時引き落としとなりますから、クレジットカード嫌いの人にも利用してもらえそうですね。