怪我だけじゃない?!気をつけたい筋トレ中のトラブルとは
- 2018/07/27
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筋トレに集中し過ぎるのも良くない?!
効果の高い筋トレを行うには集中力が大切です。余計なことは一切考えず、ただひたすら自分自身と筋肉を追い込んでいく。一心不乱な姿勢こそが筋肉を発達させるのです。
ただ、あまりにも筋トレに集中しすぎると周りが見えなくなってしまったり、思わぬトラブルを引き起こしてしまうこともあります。
怪我や健康面だけでなく、他の面に関しても集中し過ぎな筋トレは実害を及ぼします。今回は私自身の経験を元に、筋トレ中のトラブルを防ぐ方法を伝授していきましょう。
筋トレあるある?!筋トレ中にぶっ壊しがちな物!
トレーニングに打ち込んでいると、アドレナリンが異常なレベルで分泌されるためついつい荒っぽい動作になりがちです。トレーニングを邪魔する物や人に対して攻撃的な態度をとってしまう人もいます。
また、フリーウエイトを使って限界までトレーニングしていると、最後はダンベルを床に落としてしまったり、悪気はなくとも放り投げるようなフィニッシュになってしまうこともありますね。
この時、近くに貴重品や精密機械があると、それらを「ぶっ壊して」しまう可能性があるのでとても危険です。
筆者の場合はこれまでスマホをダンベルの下敷きにしてしまい2回も破壊してしまいました。普通、スマホなどそう簡単に壊れるものではないのですが、数十kg以上の鉄の塊がかなり高い位置から落ちてきたとなるとさすがにタダでは済みません。画面に傷が入るだけといった甘い状況ではなく、筐体がボッコリ折れてしまいました。
他にも音楽プレーヤーや小物入れ、BCAAの入ったシェイカーなど、これまでいろいろな物をぶっ壊した経験があります。金銭的にも精神的にもこたえますし、周りにも迷惑ですからこのような物は少し離した位置においてトレーニングするよう心がけましょう。
追い込みすぎてぶっ倒れる人も
筋トレをしているとアドレナリンが出て一種の興奮状態となります。心拍数や血圧が限界まで上昇しても、トレーニング中は自分の異常に気づかない人が多いのです。
筆者はたくさんのトレーニーをパーソナルトレーニング指導してきましたが、数十人に一人くらいの割合で筋トレ中に倒れてしまう人がいます。
理由は様々ですが、多くは筋トレ初心者が頑張りすぎてしまい、体調の急激な変化に耐えられなくなることが主な原因となっています。
トレーナーが近くにいる時に倒れた場合はすぐに安静かつ安全な姿勢を確保することができるのですが、一人でトレーニングしている時に倒れてしまった場合は深刻です。最悪の場合はバーベルの下敷きになってしまったり、床に置いてあるダンベルやプレートに頭をぶつけてしまう可能性もあります。
よくネット上の動画サイト等には、筋トレ中のめちゃくちゃ痛そうな事故動画がアップされていますが、そのようなシチュエーションも決して他人事ではないと肝に銘じておかなくてはいけません。
安全に筋トレに打ち込むために
健康的でカッコいい肉体を作るためのトレーニングで、怪我をしたり病気になってしまっては意味がありません。
安全にトレーニングするためには体調を万全にしておくことが重要ですし、足元や周囲に危険物・貴重品を置かないように気を配るようにしましょう。
「自分は大丈夫」などと思いこんではいけませんよ。トラブルは急に降り掛かってくるからこそトラブルなのです。
初心者のうちは仲間や先輩と一緒にグループトレーニングをするか、トレーナーについてもらう方が安全です。また、自宅でトレーニングする場合はいきなり高重量なバーベルトレーニングは実施しないようにした方が良いでしょう。
筋トレは「続けた者勝ち」です。継続するためにはリスクを最小化することが重要なのです。