親父の威厳を保つ!親子で頑張る筋トレのコツと注意点
- 2018/05/12
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「強さ」は子供の心に刺さる!
近年問題となっているのが「父親の存在感の低下」です。両親共働きの家庭も増え、父親が一家の大黒柱として崇拝されていた時代は完全に終わりを告げたと言ってもよいでしょう。実際、最近の若い父親は、娘や息子とまるで友達や先輩後輩のような関係性を築き、決して威厳や風格を感じさせる存在ではなくなっているのです。
確かに子供とフラットな関係性を築く父親のことを「悪い父親」とは思いませんが、果たしてそれだけで良いのだろうかという疑問をなんとなく筆者は感じずにはいられません。
やはり父親というのはどこか近寄りがたく、特に男子にとっては強さの象徴的な存在であるべきだと思うのです。
では、どうすれば父親の存在感を高め、威厳を取り戻すことができるのでしょうか。
その答えは正に「父親の男性としての筋力」にあります。筋力とは子供にとって絶対的な「力」そのものです。父親の筋力を子どもたちに見せつければこれはもう問答無用で父親に対して尊敬の念を感じずにはいられないのです。
ただし、これは子供に対して暴力を振るえ、と言っているのではありません。むしろ暴力など振るわなくてもきちんと教育ができるよう、正しく力を示せばいいのです。
というわけで(前置きが長くなりましたが)今回は「子供と一緒に筋トレしよう!」というテーマでその方法やコツについて解説してまいります!
子供と一緒に筋トレしよう!
一人で黙々と集中して筋トレするのも良いものですが、パートナーと一緒にトレーニングするのもまた別の楽しみがあります。同じ目的、同じ方向性を持つ同士と一緒に肉体を鍛えればモチベーションも高まりますし、より激しく自分を追い込むことにも繋がります。
ましてやそのパートナーが自分の子供となれば更に内容は濃くなります。なんといっても自分自身以上に大切な存在。立派に育って欲しい存在ですからね。
成長期が終わるまでやっちゃダメな種目とは?
さて、それでは子供と一緒に筋トレを開始する前に、最も大きな注意点について説明しておきましょう。それは「成長期が終わる前の子供には、やらせちゃダメな種目もある」という点です。
骨そのものが発達、成長段階にある子供には重いウエイトを特に背骨に対して負荷を掛けるような種目はNGとなります。これにはデッドリフトやバーベルスクワット等が該当します。また、背骨には直接負荷は掛かりませんが、やはり高重量を扱ったベンチプレスやベントオーバーローも控えておくべきでしょう。
骨が変形したり関節に過度の負担が掛かると成長に悪影響が及ぶ可能性があります。筋肉を成長させることも大切ですが、骨が伸びるのは限られた期間だけ。やっちゃダメな筋トレは身長の伸びが止まってからでも良いのです。
子供にもできる簡単筋トレ法!
それではいよいよ子供と一緒にやるべき筋トレ種目やテクニックについてです。この世で最も簡単でポピュラーな筋トレ種目といえばやっぱり腕立て伏せ。まずはここから始めましょう。
貴方は子供よりよっぽど力が強く、回数も多くできるでしょうからここは一つ子供を背負った状態で腕立て伏せをガンガンこなしてみせましょう。この時点で子供は父親に対して「すげえ!」と素直に感じているはずです。
また、子供がまだ小さい場合は「高い高い」の応用で子供を持ち上げてショルダープレスを実施します。子供も貴方の三角筋も大喜びです。
子供が中学生くらいであれば身近なジムに出かけて行くのも良いですね。ラットプルダウンやシーテッドロウなどケーブル系の種目であれば成長期の子供でも実施可能です。父親の力強さを見せつけてやるとよいでしょう。
フリーウエイトを扱う場合はベンチに腰掛けて行うインクラインダンベルカールやプリーチャーカールが骨に負担が少なくオススメです。また、上腕三頭筋を鍛える場合はトライセプスキックバックを軽めのダンベルで行うのが良いでしょう。
現代では、父親の持つ父親らしさとはそれ即ち筋力である、と言っても過言ではありません。逆に筋力の乏しい父親などよほど稼ぎが良くない限りはほとんど無価値なのです。厳しい時代ですが、我々は男としての本質的価値を試されているのかもしれません。