背中トレには必須のアイテム!パワーグリップとリストストラップ!
- 2017/01/06
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人気急上昇中のトレーニング部位とは?
ここ最近、筋トレを始める人が急速に増えていることもあり、以前はあまり人気の無かったやや玄人向けの部位を積極的に鍛える人がかなり増加傾向にあるようです。
その代表格が背部。つまり僧帽筋や広背筋、大円筋、固有背筋群といった後ろ側の筋肉達です。これまでは胸や腹筋など、前から見て分かりやすい部位が一般的には人気だったのですが、やはり本当に男の魅力を感じさせる部位は「背中」なのだということが広く認知され始めてきたという事ですね。
背筋トレが上手くいかない原因はコレ!
ただ、背筋は最も鍛えにくい部位でもあります。その最も大きな原因は、トレーニング中に目視しにくいという点です。
背部は腕や肩などと違って鏡を使ってもなかなかトレーニング中にターゲット部位がどう動いているかを目で見にくい部位です。そのため、なかなかターゲットとしている背筋を意識することができず「イマイチ効いているのか効いていないのかわからない」という悩みをトレーニーに与えているんですね。
また、背筋を鍛えるためには原則として肩甲骨を前後、もしくは上下に動かす必要があるのですが、この時ウェイトやマシンを「腕の力で動かしてしまう」人がとても多いのです。すると負荷が腕や肩に入ってしまい肝心の肩甲骨周りに乗らないのです。ただでさえ意識し難い部位なのに、強い刺激が入らないとなるといよいよ鍛えるのが難しくなってしまいます。
握力いらず!背中をピンポイントで狙える2つのアイテム
背筋のトレーニングで腕や肩に刺激が逃げないようにするには、握力を使わずにウェイトやマシンを持つことです。握力を使ってしまうと前腕に力が入るため、前腕と背筋の間である腕や肩にも必然的に力が入ってしまうのです。
握力を使わずに「引く動作」をするためにはパワーグリップやリストストラップといった専門のアイテムを使う必要があります。これらを使うことによって強力に握る力を補助してくれますから、腕に力を入れずに肩甲骨や背筋のみに意識を集中することができるのです。
パワーグリップとリストストラップ どっちが便利?
パワーグリップは↑の画像のように一枚の幅の広い皮や合成樹脂を一回バーに巻きこんでから握ることで握力を補助します。メリットとしては後述するリストストラップよりも簡単にセットできること。そして慣れなくても誰でも使いやすいことが挙げられます。
デメリットとしては100数十キロを超える重量を扱うようになるとやや補助力が物足りなくなってくる点ですね。デッドリフトで200kg近い重量を扱う場合などはやや握りが甘くなりがちです。
一方、リストストラップは↓の画像のマッチョメンがデッドリフトをしているように、細いベルト状のストラップをぐるぐるとバーに巻きつけて使います。
こちらはパワーグリップとは逆にセッティングに時間が掛かる反面重い重量にも耐えやすくなるのです。
種目によって使い分けよう!
この二つのアイテム、どちらか片方だけでも十分便利なのですが、両方を使い分けることができれば更に背中のトレーニングが効率的に進みます。
ベントオーバローやワンハンドローイング、懸垂などそれほど負荷の高くない種目を行う場合はパワーグリップを使い、デッドリフトやトップサイドデッドなどかなり高重量を扱う場合はリストストラップの方が良いでしょう。
ちなみにこれは余談なのですが、上級者がリストストラップを着けている姿はとても様になりますし、カッコよく見えます。ジムで上級者ぶりたい人は常にリストストラップを装着した状態でウロウロしてみるのも一つの手ですね(笑)