ダイエット中のお楽しみ!効果的なチートデイテクニック!
- 2017/10/03
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きっつ~い減量中のチートデイ
筋トレや体作りを頑張るトレーニーが行う減量は、だいたい「3ヶ月で10kg」というのがオーソドックスな基準とされています。もちろん減量幅によっても異なりますが、筋肉をなるべく維持しつつ脂肪だけを優先的に落とすことのできる現実的な数字がこれくらい、というわけですね。
さて、減量はその期間中ずーっと同じペースで進んでいくわけではありません。減量開始当初はあまりカロリーや栄養素をカットしなくてもスムーズに脂肪が落ちてくれるのですが、後半に入りラスト1ヶ月くらいになってくるとどう頑張っても脂肪が減ってくれなくなってしまうのです。
人間にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっているため、「これ以上脂肪を落とさせたらマズイ!」と肉体が判断すると、脂肪よりも筋肉を削ろうとしたり、基礎代謝を落として脂肪が減るのを防ごうとしてしまうんですね。
全くもって余計なお世話なわけですが、これも人間が過去何万年という歴史の中で何度も飢餓状態をくぐり抜けるためには必要な能力だったと言えます。
この「超エネルギー節約モード」に体が切り替わってしまうと脂肪が抱え込まれてしまうため精神衛生上非常によろしくありません。
そこで、この節約モードを解除するとともに、メンタルを回復させるために実施されるのが「チートデイ」です。
減量中の唯一の楽しみ、とも評されることの多いチートデイ。効率よく減量を進めるためにも必要なテクニックですが、意外と正しい方法を理解していない人も多いようです。
というわけで、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今回はチートデイの正しい方法やあまり知られていないテクニックについて解説していきます!
チートデイの基本的な方法
それではまず、一般的なチートデイの方法をご説明しましょう。
チートデイを設けるための理由はその名の通り「チート=騙す」です。何を騙すかといえば自分の体ですね。「栄養はいっぱい入ってきますから節約モードを解除してもいいですよー」というメッセージを送るわけです。
ですから、チートデイではとにかくガツガツとたくさん食べまくる必要があります。だいたい普段の減量食の2倍から2.5倍程度のカロリーを摂るのがセオリーとなっていますね。食べる内容については人それぞれで、糖質をたっぷり入れる人もいれば脂質まみれのジャンクフードを食べる人もいます。
注意点としては二つ。まず、糖質制限を行っている人は糖質は食べてはいけません。せっかく出来上がったケトーシスという脂質をエネルギーとして使うことのできる体質が壊れてしまうからです。また、チートデイとは言えたくさん食べるのは1食だけにすること。だらだらと1日を通して食べてしまうと必要以上に脂肪が増えてしまうからです。
チートデイで食欲が爆発してしまう人は?
チートデイについつい食べすぎてしまうという人はサプリメントの力を借りるのも良いでしょう。例えば普段脂質&カロリーカットによって減量を進めている人は脂たっぷりのステーキや揚げ物などをどうしてもたくさん食べすぎてしまいます。
そのような人は、食前の15分くらい前にキトサンサプリを多めに飲んでおきましょう。キトサンは摂取した脂質が酵素によって脂肪酸やグリセロールに分解されるのを防ぐ効果があります。つまり、脂肪として体に吸収されにくくなるわけです。全ての脂質をブロックできるわけではありませんが一定の効果は望めますよ。
ビビってる人はプチ・チートデイで
一方、体脂肪が増えてしまうのを恐れるあまり、チートデイで大胆な食事量を実行できない人もいますよね。
そういったタイプの人にはプチ・チートデイをオススメしたいと思います。
プチ・チートデイでは摂取カロリーはほとんど普段の減量食と変わりません。ただ、PFCバランスをがらっと変えてしまうのです。
例えば脂質を抑えカロリーをカットするタイプの王道減量をしている人のPFCは、通常タンパク質4:脂質2:炭水化物4くらいになっているはずです。
これをプチ・チートデイにはタンパク質1:脂質7:炭水化物2やタンパク質1:脂質3:炭水化物6にしてしまうのです。タンパク質が減ってしまうのは不安に感じる人もいるかもしれませんが1日くらいであれば筋肉にはほとんど影響はありません。
普段抑えている栄養素をたくさん入れることで節約モードを脱することが出来るというわけです。がっつり食べるにの不安感がある人はお試しあれ!